園部城 [2/4] 園部城まつりで巽櫓の内部へ。 投稿日: 2023/05/152023/05/23 投稿者: akiou 園部城 訪問記 その二です。 訪問時期:2023年5月園部城 訪問記 − その一、その二、その三、その四。 <訪問記> ここから園部城祭りの様子(2023.5)をご紹介。のぼりがあちこちに上がっていました。園部城まつりの一環として「南丹お城サミット」が開かれ、その催しの中で「巽櫓公開」があった。祭りの日は大勢の人がお城(校門や櫓近辺)や隣接する公園を訪れていた。門も開放されて、良い感じ。では巽櫓公開へ行ってみよう。時間内は自由に見学できる感じだったが、園部城ツアー参加者は決まった時間に一斉に入り、櫓内で高校生による「園部城ものがたり」という紙芝居を見ることができた。巽櫓の内部へ。巽櫓の一階。椅子は紙芝居を見るためのもの。少し前に修理されたらしく、かなりきれいだった。色々展示されているが一階の展示物は主に学校に関するものだった。巽櫓の一階。ガラス戸などがはめこまれ、だいぶ改変されているようだ。巨大な梁は健在。手斧で削って平にした跡も。梁の一つに残されていた番付。「二階尺下水」?では二階へ上がってみよう。巽櫓 二階の様子。巽櫓 二階。二階には園部城に関連するものが展示されていた。写っている人は二階で展示物の解説をされていた古老。小出家の家紋が入った軒鬼瓦。鯱瓦。櫓修理以前のもの、と書かれていた。江戸時代のもの、という意味だろうか?こちらも小出家の家紋が入った鳥伏間。「下手くそな城づくり」という身もふたもない表現の説明パネル。櫓門の二階には大きな窓があるが、天井が低すぎて弓は使えず鉄砲も厳しい、というようなことが書かれている。小出家の家紋にまつわる伝説 説明パネル。小出家の家紋は「小」の文字の他に、丸に額、額に二八紋という珍しいものがある。戦で挙げた首級を指揮官に見せる際、神社の扁額に乗っけて献上したことが由来だとか。二八紋は8つの首を2回挙げたことに因むとのこと。大阪城でも「二八」の刻印が小出氏が担当した場所で見られる。丸に額、の家紋が入った葛籠。こちらは「小」紋が入った葛籠。おまけ:大阪城で小出家が担当した箇所に残る「二八」の刻印。 >> 園部城 [3/4] へ続く。<< 訪問時期:2023年5月撮影機器:FUJIFILM X-T20 + XF10-24mm 記事が面白かったら下のバナーを押してくださいね。励みになります! 共有Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして友達にメールでリンクを送信 (新しいウィンドウで開きます) 関連