竹生島 [1/2] 秀吉時代の大坂城遺構など国宝重文が多数残る「神秘の島」

竹生島(ちくぶしま)は琵琶湖の北端に浮かぶ孤島。古くは奈良時代から信仰の対象とされ、西国三十三所の一つである法巖寺・都久夫須麻神社が鎮座している。お城ファンとしての竹生島はやはり、秀頼公が寄進した「旧豊国廟の唐門・観音堂・渡り廊下」や「木幡山伏見城の勅使殿を移築し外装に使った都久夫須麻神社本殿」だろう。唐門は旧大坂城の極楽橋、渡り廊下は文禄の役時に建造された秀吉御座船の利活用と言われる。旧大坂城も豊国廟も伏見城も全て徳川幕府によって破壊されてしまったことから、いずれも城ファン必見の超貴重な遺構となっている。

<基本データ>
●名称:竹生島 (Wikipedia)
●所在:滋賀県長浜市 (地図)
●遺構:大坂城遺構、伏見城遺構など
●時間:2時間30分 (1010−1240)

訪問時期:2020年8月
竹生島 訪問記 − 其の一


<訪問記>

竹生島 訪問記 其の二 へ続く。

訪問時期:2020年8月
撮影機器:FUJIFILM X-T20 + XF10-24mm

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