熊本城(2018) 訪問記 其の二。
[前回までの訪問記 概要]
熊本地震で未だ大規模修復工事中の熊本城へ。主要部への立入は大幅規制中で、城の北側にあたる戌亥櫓や加藤神社あたりが開放されていた。薬研堀越しに櫓台が崩落したが隅石だけで支えられている戌亥櫓の勇姿を見た。その2では加藤神社脇から修復工事中の大小天守を見にいきます。
訪問時期:2018年10月
熊本城2022 訪問記 − 其の一、二、三、四、五。
熊本城2013 訪問記 − 其の一、二。
<訪問記>
二之丸の北側をぐるっと回り込んで、北側から土橋を渡って本丸・加藤神社方面へと向かう「北大手門跡」へ。 北大手櫓門跡 石垣の工事 説明板。ここの枡形の石垣は崩壊は免れたが、大きく膨らむなどの被害があったため土嚢で補強されているとか。 北大手門跡。枡形を構成する石垣はほぼ土嚢が前に積まれ補強されているため見ることができない。 北大手門跡の土橋上から西出丸の石垣を見てみると、北面が全体的に大きく崩れていることがよく分かる。奥に見える櫓は先程まで下に居た戌亥櫓。 西出丸の北面石垣の内側。こちらも大きく歪み、崩れている。 北大手門跡を入ると、加藤神社の鳥居前へ。ここから大石垣と宇土櫓などが見えるスポットがある。 加藤神社前から、空堀からそびえ立つ高石垣と宇土櫓。その奥には大小天守も見える。発掘調査で、この空堀には約5mの石垣がさらに埋まっているという。 宇土櫓と奥で修理中の大小天守。 二の丸側から。 天守閣 説明板。まだ天守前には入れなかったのと、ここが写真撮影スポットだからか、ここに説明板があった。 修復工事中の大小天守。小天守は1層部分が取り壊され、浮き上がるような状態で修復されている! 高石垣がそびえる空堀。二の丸と本丸との高さの違いがよく分かる構図。 少し東に移動して、宇土櫓を北東面から。 宇土櫓 北東面 ズームで。外観もかなり地震で被害を受けている。 本丸の北側には犬走りのような中二段の細長いスペースがあった。その奥にそびえる大小天守。 加藤神社の石垣もかなりやられているようだ。 おまけ:屋内に展示されていた、宇土櫓と高石垣の模型。かなりリアルにできている。 おまけ:同じく、大小天守と本丸石垣の模型。本丸の北側の複雑な構造がよく分かる。
熊本城2022 訪問記 − 其の一、二、三、四、五。
熊本城2013 訪問記 − 其の一、二。
訪問時期:2018年10月
撮影機器:FUJIFILM X-T20 + XF10-24mm