対馬 清水山城 [1/3] 宗氏居城・金石城の背後に築かれた総石垣の山城

清水山城は、対馬宗氏の居城だった金石城の裏山に築かれた石垣造りの山城である。秀吉による朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して、秀吉の命で築城されたとされる。江戸後期の書物では毛利高政による築城とあるが、一次資料は見つかっておらず築城に関する詳細は不明。岩盤が露出した細い尾根上を削平し、石垣による虎口などを構築した堅固な山城となっており、倉庫や宿舎ではなく、攻撃予定だった朝鮮や明国からの反撃に備えた籠城拠点とも。なお現地には説明板は豊富だが図面が無いので、予め対馬観光物産協会のパンフレットを仕込んでいくと便利。PDFはコチラ

<基本データ>
●名称:清水山城 (Wikipedia)
●所在:長崎県対馬市厳原町 (地図)
●城主:宗義智
●築城:1592年頃
●遺構:石垣、虎口
●時間:2時間 (1015−1215)

訪問時期:2019年1月
清水山城 訪問記 − 其の一

関連リンク:対馬観光物産協会「朝鮮出兵の山城 清水山城」


<訪問記>

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訪問時期:2019年1月
撮影機器:FUJIFILM X-T20 + XF10-24mm

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