長門浦城 (2018) [4/4] 山腹曲輪群を北へ抜けて軍港跡へ。

長門浦城 訪問記 其の四。

<前回までのあらすじ>
山頂遺構と山腹遺構の立派な曲輪群をじっくりと散策したあと、そのまま湾の方へ降りていき、かつて軍港があった場所を探ってみよう。

訪問時期:2018年11月
長門浦城 訪問記 (2018) − 其の一

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<訪問記>

wajo_nagatoura_097_5818奥から見返すと、主郭部の石垣が段々に見える。車道側とはまた違った姿、こちらが湾岸側なので正面か。縦石も随所に見られる。

wajo_nagatoura_098_5823離れていきながら。奥の段の右端がいわゆる天守台跡。あの上に櫓がそびえていた。

wajo_nagatoura_099_5824主郭部奥から二段ぐらいまでは、削平地が続く。その先は斜面になる。

wajo_nagatoura_096_5816sでは湾岸の方へ斜面を降りていこう。結構な角度。石の残骸が見られるので、この角度のまま何か構造物が築かれていたか、あるいは上から崩れて落ちてきたか。

wajo_nagatoura_100_5831斜面をずーっと降りていく。自然地形を利用したと思われる高低差のある城道的な場所が続く。途中で石列のような遺構があった。湾岸から主要部へと続く道の遺構かもしれないが、主郭部などで見られた石垣とは様相が全く異なる。

wajo_nagatoura_101_5833注意深く見ていくと、上部は下に比べて削平されており、そのサイドには木々に埋もれて石積みがあった。

wajo_nagatoura_102_5836主郭部ほど明確な遺構はないものの、小さな石垣の断片が散在している。湾岸から主郭部までの間のエリアにも、比較的には簡易かもしれないが、ずっと建造物が築かれていたのだろう。

wajo_nagatoura_103_5842だいぶ湾岸の近くまでやってきた。木々を切っていればこのあたりから湾岸の様子が一望だっただろう。更に斜面を降りて湾岸の方へ向かう。

wajo_nagatoura_104_5845土の大きな段差があった場所に、石垣が築かれていたようだ。場所からして湾岸に入ってきた船が最初に見える城壁だろうか。近くに行ってみてみよう。

wajo_nagatoura_105_5846湾岸から近くに築かれた長い石垣。

wajo_nagatoura_106_5849長い石垣。下に2−3段埋もれていることを想定すると、6−7段ぐらいの石垣だろうか。横にも長く、壮観だっただろう。

wajo_nagatoura_107_5852石垣は俺曲げられており、隅部と思われる場所や、左側にはかなりの巨石も積まれていた。湾から上がってきたときに最初に見える重要な城壁だったようだ。

wajo_nagatoura_108_5854更に降りていく。急坂で崩れ気味ではあるが、大きな竪堀と思われる構造物も。

wajo_nagatoura_109_5867竪堀と思われる場所の下から。

wajo_nagatoura_110_5860竪堀を下に降りると、そのまま湾へ出た。かつてここに軍港が築かれていたのだろうか。今も石がゴロゴロしてはいるものの、軍港らしき跡は見当たらない。

wajo_nagatoura_111_5861湾を挟んで正面は、松真浦城か? GPSが無く方角が分からなかった。

wajo_nagatoura_112_5863かなり浅く、今はここまで船は入っては来れない。たまたま降りてきただけの場所なので、少し左右に移動すれば何か見当たったかもしれないが、時間も迫っていたのでここで山へ戻る。

wajo_nagatoura_113_5865湾へ降りてきたところを見返すと、石垣の跡らしき崩れた石材があった。

ではこのまま来た道を戻り、再び山腹遺構の主郭部へ。外周部を回りながら駐車場へ戻ろう。

wajo_nagatoura_114_5869主郭部の北端部。この立派な隅石の脇を、斜面ギリギリを通りながら外周石垣を見て歩こう。

wajo_nagatoura_115_5870斜面に登り石垣さながらに積み上げられた外周石垣。

wajo_nagatoura_116_5871石垣が途切れ、もう一重内側に入る。内側にも石列跡が見えるので、このあたりは二重構造だったのだろう。

wajo_nagatoura_117_5872こちらはもう主郭部の外周。右奥に飛び出して見えるのが天守台跡だ。

wajo_nagatoura_118_5873天守台跡の石垣はやはりたとえ比べても一回り大きい石が積まれていることが分かる。例によって斜面に直接造られているので隅石垣の足が長い。

wajo_nagatoura_120_5877天守台と主郭石垣を、斜面を少し降りて俯瞰で見る。天守台の石垣は上部がかなり崩れているので、本来は見かけ倍以上の高さがあった。

wajo_nagatoura_121_5878上の写真を右へ少し視線を移す。山の凸凹した地形をそのまま削平するのではなく、そこに石垣を積み上げてその上を平らにしている。

wajo_nagatoura_122_5880左の天守台と、右の主郭隅部。前回もここに来た。羽を広げたように見えるこの場所が結構好き。

wajo_nagatoura_123_5882本丸隅部から見上げる構図で撮ろうとしたが、いい場所に巨木が三本も生えていてうまく撮れず。一つ上の写真の構図が限界か。

wajo_nagatoura_124_5884主郭へ通じる外枡形へ。ここも斜面に石垣を積み上げて平にしたことが外から見るとよく分かる。

wajo_nagatoura_125_5885外枡形の隅石垣。尖っていて、何人も寄せ付けない雰囲気がプンプン。

wajo_nagatoura_126_5887駐車場前の曲輪へ戻ってきた。山上と山腹、湾岸あわせて3時間強の大満足な長門浦城めぐりだった。

訪問時期:2018年11月
撮影機器:FUJIFILM X-A3 + XF10-24mm
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