2018年に3泊4日で敢行した続・倭城めぐりの旅日記【2日目】です。
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出発
倭城めぐり旅では基本朝8時出発。東横インの朝バイキングは激混みで種類も余り無いので、早々に退散して部屋で準備し、エレベータでホテル前に向かう・・・も上層フロアのためエレベータが各駅停車で時間が掛かる掛かる。集合時間ギリギリになってしまい焦って車へ乗り込む。明日は早すぎなぐらいに降りようと決意。
ちなみに東横インは日本系ホテルのため宿泊客は日本人観光客が大半を占めていると思いきや、そんなことは全くなく、アジア人がいっぱい。よって朝バイキングの品揃えも基本韓国料理ベースだった(朝からキムチ)。コーヒーがめちゃ甘い。
今日は西部戦線の主要拠点だった泗川城(島津義弘在番)と順天城(小西行長在番)を訪れる。釜山からは3時間ぐらいかかり、かなり遠い。途中でSA的な場所で休憩を取る。
SA的な場所。スナック店多し。 韓国のガチャガチャ。倭城ガチャがあればと探したが無かった。
2城目:泗川城(さちょん うぇそん)
釜山を出て約2時間半。8時半ごろに泗川城駐車場へ到着。今日訪れる2城とも、かなり「整備」されていると聞く。泗川城の駐車場も広くキレイに整備されている。では早速、島津義弘公が寡兵ながら明朝鮮連合軍を撃退し “石曼子” (シーマンズと発音) と恐れられた(諸説あり)と言われる泗川城へ。
泗川城 訪問記 其の一、二、三。
天守台 天守台裏の大堀切 何故か姫路城を参考に再建された城門 外郭ラインは海水を引き入れた超大堀切
すっかり「みんなの史跡公園」になっていた泗川城。石垣はキレイに積み直しされ、それっぽい城門などが設置され、それっぽいが、遺構という観点からはどれが本物かもはや分からず残念。と言いつつ約2時間ほど散策し、記念撮影をして順天城へ向かおう。
ここで大アクシデント発生。なんと記念撮影中にカメラが突然死。とりあえず記念撮影はiPhoneで済まして、順天城へ行く車中で色々試してみるも復活せず。恐らく三脚を挿した振動かなにかで内部基盤が破損したのか、レンズが認識できなくなってしまったようだ。諦めて、順天城はiPhoneで撮影することにし、カメラは釜山で改めて手配することに。
お昼ご飯。
気を取り直してご飯。今日のお昼ご飯は、体に良い薬草スープに骨まるごとぶった斬った豚肉がドカンと入った、何とも豪快な食べ物。何故かアイスが食べ放題だった。
ランチはコチラ。 骨まるごと入った巨大な豚肉が、辛い薬草スープに浸かっている。キムチやらが付け合せでドッサリ来るのも韓国風。
めちゃくちゃお腹いっぱいになって、順天城へ。
3城目:順天城(すんちょん うぇそん)
13時半、順天城の駐車場へ到着。ここも砂利ではあるがかなり広い駐車場が整備されている。ここの石垣も泗川に負けず劣らずキレイに積み直しがされているそうだ。快晴の順天城が近づくに連れ、カメラの突然死にガッカリが募る。モヤモヤした気持ちのまま、iPhone片手に城跡へ向かう。なるようになるさ(精一杯)。
順天城 訪問記 其の一、二、三。
城門があった石垣。復元。 本丸周辺の立派な石垣。復元。 天守台。復元。中央に階段があって変な感じ。 城の中央を分断する大堀切。
iPhoneでも結構戦えることが分かったが、せっかくのこれだけの晴天下、やっぱりいつものカメラで撮りたかったなあ。画角が狭くて構図もイマイチ。
約2時間の散策を終え、15時半、出発。釜山は遠い。
カメラ屋さんからの、晩ごはん。
順天城からの帰りは(ドライバの予想通り)大渋滞に巻き込まれる。長旅になるので途中またSAで腹ごしらえ。揚げ物スナックを試してみる。デカイ!
ふたたびSAへ。 揚げ物スナック系。デカイ! アメリカンドック。デカイ!日本のコンビニのやつの倍はありそうだ。値段も100円ではない。 帰りはこの大渋滞。釜山に入る直前はたいていこの時間はこんな感じだとか。
釜山へ到着。同行メンバーはそのままホテルへ直行→晩ごはんへ向かうも、こちらは明日から戦う武器が必要だ。ドライバーにカメラ屋さんを紹介してもらう。有名なカメラ屋さんあるよ!ということで、ヨドバシカメラみたいなのをイメージしながら店まで連れて行ってもらうと、街角にある小さな家族経営のカメラ店だった。当然日本語は通じないが、英語は通じた(釜山の特に倭城界隈では英語はほとんど通じない)。旅行中にカメラが突然死した、持参した広角レンズを使いたいので同じメーカのエントリーモデルが欲しい、という話からスタート。最初は強気価格、日本の市場価格をスマホで見せ、でもここは日本じゃないからな〜といった具合に交渉を続け、結果日本より1万円ぐらい高い値段で妥結。ここは致し方ない。このカメラは今後もバックアップ用としてカバンに忍ばせておこう。支払いの段階で日本のクレジットカードが通らず難儀したが、別の知り合いの店の機械を通すと決済完了で無事入手。
急いで皆の待つ晩ごはん会場へ。一連のカメラ騒動で疲れ果ててしまい、辛い鍋にシメラーメンだったのは覚えているが、味は正直覚えていない。そのまま部屋飲みになだれ込み、今日は早めに終了。
カメラ屋さん。手に入って結果オーライ。店側も型落ちの廉価機種が在庫処分できて良かっただろう。 部屋飲み。韓国だがドイツ白ビール。エルディンガー大好き。
今日の教訓: 機械は、壊れる。
3日目へ続く。
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訪問時期:2018年11月
撮影機器:FUJIFULM X-T10 + XF10-24mm
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