長岩城 [5/5] 断崖絶壁の先にある、難攻不落の石積櫓と弓型砲座。

長岩城 訪問記 其の五。

[前回までの訪問記 概要]
長大な登り石塁に圧倒されながら、本丸側をぐるり一周。陣屋跡と其の左右の両砲座跡を見たあと、いよいよ最大の見所と言われる断崖絶壁の石積櫓を目指します。

訪問時期:2017年1月
長岩城 訪問記 − 其の一

★お城ブログ コラボ企画 第一段★
長岩城には「こにるのお城訪問記」の「こにる」さんと一緒に行ってきました。
こにるさん執筆の長岩城訪問記は コチラ。(2017.1.28掲載)


<訪問記>

nagaiwajo-132_3765陣屋奥の斜面を、看板の案内に従って、ひたすら登っていく。

nagaiwajo-133_3766途中ある超巨石。回り込んで更に上へ。

nagaiwajo-134_3768遥か彼方に断崖が見える。無情に矢印はその斜面の上を指す。上がるしかない。

nagaiwajo-135_3769結構な坂道、かつ、道でも無いので、足元に気をつけてひたすら上がる。三方を断崖で囲まれた場所を目指す。

nagaiwajo-136_3770いよいよゴールが見えてきた。

nagaiwajo-137_3771三方を10mほどの断崖で囲まれた場所へ到着。ここが、石積櫓への入口となる。

nagaiwajo-138_3772断崖の下にある石積櫓 説明板。アルミのハシゴを登り、左手の石塁の手前を右に岩尾根伝いに進み、更に短いアルミハシゴを降り、幅が狭く起伏ありの岩場の道筋を越えると、石積櫓があるという。しかも弓型砲座ではここから尾根伝いに行くな、と赤字で書いてある。板迫谷の林道から行けば容易とも書いてある。弓形へはそちらから向かおう。

nagaiwajo-139_3774で、石積櫓への第一関門、アルミはしご。二段に伸ばされていて、連結部分が岩場に直接固定されている。

nagaiwajo-140_3777ハシゴを登る。上から見下ろした図。ハシゴは下半分はガッチリ固定されているが、上半分(連結部より上)はかなりアソビがある状態で、登っている最中も左右にグラグラする。高所が苦手な人はこのハシゴだけでも十分 恐怖を感じることが出来る(私の話)。

nagaiwajo-141_3778ハシゴの上は岩場の細尾根。ロープやら案内板やらがあちこち設置されている。

nagaiwajo-142_3779上がって左をまっすぐ進めば弓型砲座方面、だが、危険なので進むなというルートだ。しかしトラロープが張ってあり案内板もあり、行ってほしいのか行ってほしくないのかよく分からない中途半端な状態。

nagaiwajo-143_3789少し進んで奥を見てみる。このあたりはまだ左右に木々があるので大丈夫そうだが、奥から左右がまったく何もないタダの断崖となり、凸凹の岩肌が露出した数十センチの細尾根をひたすら進むことになる。下から行く道があるので、弓型砲座方面へはそちらから向かうことにする。

nagaiwajo-144_3781そして巨石の周囲を回り込むようにして進むこちらの道が、石積櫓方面。左側はこれまた断崖で、右側は切り立った岩場、30cmも無いような細い岩ヘリの道を進む。これはかなり怖い。

nagaiwajo-145_3783s巨石ヘリの道を越えた先は、左右断崖の細尾根道。下りのハシゴも出てきた。同行のこにるさんはサクサクと進んでいくが、私は高いところが苦手でハシゴと巨石ヘリで気力を使い果たし、ここで待つことに。この先は、こにるさんによると、岩場むき出し・左右断崖の道もあり、高所が苦手では無い彼でも恐怖を感じた、とのこと。

ここから先は こにるさん提供の写真で石積櫓レポートをご紹介。

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撮影:「こにるのお城訪問記」こにるさん。長岩城の記事
ハシゴの先は細尾根が続く。トラロープが張ってあるが、左右は断崖絶壁で油断できない。

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撮影:「こにるのお城訪問記」こにるさん。長岩城の記事
細尾根を超えて、斜面をあがる。目の前には石積櫓が見える。

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撮影:「こにるのお城訪問記」こにるさん。長岩城の記事
尾根の先端に位置する石積櫓。外側から撮るべく、急斜面の尾根へ少し降りて撮影したとのこと。他の砲座は全体的に丸く積まれていたが、ここは先端部が尖っている。そして銃眼も見える。

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撮影:「こにるのお城訪問記」こにるさん。長岩城の記事
石積櫓の内部。銃眼が3つ設けられているのが分かる。細尾根の先端に位置するが、中にいると非常に安心した気分になったとのこと。

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撮影:「こにるのお城訪問記」こにるさん。長岩城の記事
石積櫓の脇に建っていた、石積櫓 説明板。ここに更に屋根が設けられていたのでは、とのこと。ここに石積を築くだけでもスゴイのに、更に屋根を作るなんて、当時の大工はすごすぎる。破壊防止のために昭和57年に土で補強工事が行われているそうだ。

nagaiwajo-151_3790では一旦下山して、板迫谷 方面から向かうという弓型砲座への道へ行ってみよう。ここが、その板迫谷順路入口への曲道。大きな看板があるので分かる。nagaiwajo-152_3791板迫谷順路入口 説明板。弓型砲座だけでなく、石積櫓へもここから行けるようだ(それぞれ登り口は別)。石積櫓は既に同行のこにるさんが訪問済みだったので、ここは弓型砲座を目指すことにする。「岩場の表面はもろくなっていますが、比較的安全なコースです。」とある。

nagaiwajo-153_3792林道を進む。この赤い矢印の先が弓型砲座への入口のようだ。

nagaiwajo-154_3794弓型砲座順路、とある。此処から先は結構な山道の斜面となる。

nagaiwajo-155_3796真新しい案内板が時折設置されており、道なき道状態だが、安心して進む。

nagaiwajo-156_3798超巨石の脇を登る。

nagaiwajo-157_3799登りきった突き当りはここも石塁。目指す弓型砲座は、左上の赤い矢印の方向。

nagaiwajo-158_3800石塁に沿って左へ。

nagaiwajo-159_3801石塁を越えて、超巨石の脇を上へ。目の前に見えている明るいところが一番上かと思いきや、、、

nagaiwajo-160_3803またも岩場と急斜面の間にある、ほっそい道をロープ頼りに登る。

nagaiwajo-161_3808ロープ頼りに登りきると、岩場むき出しの細尾根の頂部へ出た。左右ともに、断崖絶壁。これは怖い。しかしここを進まなければならない。

nagaiwajo-162_3809先を見る。すごい断崖絶壁が目の前にあり、その奥の一番高いところに、どうやら目指す弓型砲座があるようだ。写真左側に、うっすらとロープが張ってあるのが見える。あのロープを伝って岩の細尾根を、右奥の断崖の頂点まで登らないといけない。しかしその頼みの綱のロープも途中で切れていて、途中からは何もなしに登らないといけない。これは無理だ。私はここで終了。同行のこにるさんもしばらく登ってみたがロープが切れた先は身の危険を感じそこで撤退となった。後日 城仲間と話したところ、ここからあの右上の断崖までロープ無しで歩いて登り、弓型砲座を見てきたそうだ。

nagaiwajo-163_3810せめて下から見えないか・・・と最大望遠で狙ってみるも、木々に阻まれ砲座は見えず。まさに難攻不落、孤高の弓型砲座、か。

石積櫓はいずれ高所をある程度克服したらリベンジしてみたいが、弓型砲座は一生行けそうにないので諦めた。

400年の時を越えて未だ美しく残る長大な登り石塁や砲座群だけでも十分見応えのある長岩城。断崖絶壁の細い岩場道も怖くない人に限り、石積櫓と弓型砲座を目指そう。

訪問時期:2017年1月
撮影機器:FUJIFILM X-T10 + XF14mm
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