長岩城 [4/5] 左右高台に砲座を設けた堅固な陣屋跡。

長岩城 訪問記 其の四。

[前回までの訪問記 概要]
各城戸を突破して長岩城の本丸へ、そこから西之台方面へ向かい中。一文字土塁虎口、一文字堀虎口は、どちらもよく構造が分からなかった。其の四では西之台へ。

訪問時期:2017年1月
長岩城 訪問記 − 其の一

★お城ブログ コラボ企画 第一段★
長岩城には「こにるのお城訪問記」の「こにる」さんと一緒に行ってきました。
こにるさん執筆の長岩城訪問記は コチラ。(2017.1.28掲載)


<訪問記>

nagaiwajo-98_3710一文字土塁虎口を越えて、さらに西へ斜面を降りて上がって。巨石がゴロゴロしている。岩石の多い岩山だったこともあり、それらを細かく割った石材を積み上げて、あのような独特の石塁防壁が出来ていったのだろうか。

nagaiwajo-03_3542山麓にあった案内図 再掲。現在は図の右側、本丸の上に描かれている「西之台」手前ぐらいに居る。このまま「西之台」、「水」、「陣ケ道」を越えて、もと来た分岐点方面へと戻り、そのまま今度は左上の「陣屋跡」方面を目指そう。

nagaiwajo-99_3711かなり薄くなって見分けづらくなっている「竪堀」跡。

nagaiwajo-100_3712そして西之台へ。左側は土塁と巨石群。

nagaiwajo-101_3713西之台へ到着。今まで長岩城内ではほとんど見られなかった土塁がある。土塁に沿って奥へ行ってみよう。

nagaiwajo-102_3714土塁に沿って西之台の奥へ向かうと、石塁へとつながっていた。奥の尾根筋を上がってくる敵をここで抑える。

nagaiwajo-103_3716西之台 尾根先端部の石塁から下を覗く。かなりの急斜面。ここから上がってきた敵は、先っぽにこんな石塁があって、その上からピュンピュンやられてしまう。これはなかなか攻略できそうにない。

nagaiwajo-104_3717では西之台から下山道方面へ。ここからは先は急斜面を滑り落ちていくような感じになりそうだ。ロープが張ってあるので伝っていこう。

nagaiwajo-105_3719先程の土塁の裏側は、堀切が施されており、土塁(切岸)の高さがかなりのものになっている。

nagaiwajo-106_3720そしてもう一つ先にも小さな土塁。二重堀切だ。

nagaiwajo-107_3724西之台 二重堀切の先は、これまた急斜面。ロープがないとなかなかに厳しい。おまけに前日の雨で枯れ草も濡れていてズルズル。

nagaiwajo-108_3725堀切・竪堀(あるいは谷筋)に沿って降りていく。

nagaiwajo-109_3728ここからは一気に降りる。

nagaiwajo-110_3730かなり降りてきた。かつて水の手があったのだろうか、谷筋から続く場所に「水」と書かれた看板が掲げられている。

nagaiwajo-111_3731「水」の地点から下へ続く道。ロープも道もなくなり、倒木で荒れ放題の坂道をひたすら降りる。

nagaiwajo-112_3733しばらく進むと、やがて本丸と陣屋跡への分岐点まで戻ってきた。やれやれ。さて、一息ついたら今度は陣屋方面へと向かおう。

nagaiwajo-113_3734最初に登ってきた谷筋を再び渡る。

nagaiwajo-114_3736谷筋を越えて、斜面を上っていくと、上部を左右に遮るように長い石積が築かれている。中央に石塁の切れ目がある。

nagaiwajo-115_3738石塁の切れ目。かつてはここに門が建てられていたのだろうか?向かって左側の石塁。

nagaiwajo-116_3739向かって右側の石塁をやや上から。全体的に枯れ草が降り積もっている印象。キレイに整備するとまた違った姿が現れるかも、だが、コレだけの量の枯れ草を運び出すだけでもかなりの重労働だ。

nagaiwajo-117_3741向かって右側の石塁の上部奥に、砲座跡があるようだ。案内板の先を見るが特に道が見えない。斜面をそのまま上って写真で言う右奥へと進む。

nagaiwajo-118_3743斜面をひたすらあがっていくと、奥に砲座があった。陣屋正面を真横上部から狙える位置にある。

nagaiwajo-119_3744円形に石塁が築かれた砲座跡。

nagaiwajo-120_3745砲座跡の上から、陣屋跡 入口あたりを見下ろす。結構な高さがあるが、陣屋の入口をしっかり見張ることが出来る位置だ。

nagaiwajo-121_3746砲座跡の背後。陣屋へ横から入ってこられないように、ここにも長い石塁で壁が作られている。看板が立っているところの下にも半円形の土台のような部分が形成されている。

nagaiwajo-122_3753では今度は砲座跡の反対側、陣屋向かって左奥にあるという馬場跡を目指してみよう。看板は、斜面のかなり上の方を指している。

nagaiwajo-123_3755斜面を進んでいくと、なんとなく道のような感じが見えてきた。右上の巨石の真下あたりにも石塁が見えるが、馬場跡はそちらではなく、左下の道の先。

nagaiwajo-124_3756ここにも砲座跡。陣屋跡は左右の上部にこうした砲座を設けて監視体制を取っていたのだろう。

nagaiwajo-125_3757砲座の内部へ。枯れ草がかなり積もっているが、掘れば結構な高さの石塁になりそうだ。

nagaiwajo-126_3758砲座を越えて奥へ進む。馬場跡はまだ先、右上の木々の向こうに見えている斜面の上あたり。

nagaiwajo-127_3761斜面を上がる。左に進めば馬場跡だが、尾根上に「上のウド」と書かれた看板があった。上のウド、が何を指しているのかは不明。

nagaiwajo-128_3759看板の指し示す方向を見ると、石塁の跡らしき石材が散乱している。

nagaiwajo-129_3760そして尾根の突き当りには、超巨石が道を塞いでいた。これが上のウド、か。

nagaiwajo-130_3763引き返して馬場方面へ。土塁などがある。

nagaiwajo-131_3764馬場跡。細長い削平地は、たいてい「馬場跡」とされることが多いが、いくら当時の馬が小型で機動力があったとはいえ、こんなところまで馬が上がってきていたとはちょっと考えられない。

其の五では、いよいよ陣屋奥のハシゴへ。

>> 長岩城 [5/5] へ続く。<<

訪問時期:2017年1月
撮影機器:FUJIFILM X-T10 + XF14mm
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