三雲城 [2/2] 山頂部の石垣は草に埋没。八丈岩の周りをぐるりと一周。

三雲城 訪問記 其の二。

[前回までの訪問記 概要]
山麓からも丸見えの巨石・八丈岩を目標に山麓へ向かう。六角氏の逃げの城、三雲城へ。主郭下の切り立った切岸の上に残る巨大な石垣を持つ枡形虎口は圧巻。其の二では主郭外周の土塁を伝って最頂部から奥の郭を散策、帰りに八丈岩へ行ってみる。

訪問時期:2016年9月
三雲城 訪問記 − 其の一


<訪問記>

mikumo-07_4615三雲城 案内図 再掲。現在は主郭(城郭1)の外側の土塁の上に居る。ここから城郭2を目指し、奥の郭を散策後、城郭5(兵站地)の土塁を伝って家紋岩・八丈岩へ向かう。

mikumo-37_4676主郭土塁の上を通って山上へ。

mikumo-38_4677土塁を伝ったのは、山頂部外周の石垣の一部が土塁の上からちょうど見えるため。この看板が目印、実際の石垣は看板より少し上にある。

mikumo-39_4678こちらが山頂部の石垣。かつては山頂部の外周をぐるっと巻いていたのだろう。水口岡山城の築城に際し、石垣を含む三雲城の資材は持ち去られたと伝わる。資料にはこの山頂部の石垣は三方向を囲むように残り、高さは2.4mとも書いてあるが、訪問時が夏ということもあるからか、現地で確認できたのはこの程度だった。冬場に来るとまったく異なる様相なのかもしれない。

mikumo-40_4684山頂部へ。奥に巨石が見える。

mikumo-41_4687山頂部の巨石。三雲城跡のある山は巨石が大量にあったこともあり、枡形に代表される石垣を多用した中世山城が作られたのだろう。

mikumo-42_4686山頂部の郭から見る眺望。

mikumo-43_4688城郭跡2 看板。石垣や土塁、巨石や空堀で取り囲んだ強固な防御の郭、とある。

mikumo-44_4689尾根の先端部には見張り郭として城郭跡3があるのだが、ご覧の草ぼうぼうで訪問は断念。縄張図を見ると主郭内を見下ろせる位置にあるようだ。

mikumo-45_4690山頂部の奥に位置する城郭跡4へ行ってみよう。土塁と巨石で構成される虎口跡が見える。

mikumo-46_4691城郭跡2(山頂部)の入口は、巨石と土塁を組み合わせた虎口。木戸が設置されていたか。

mikumo-47_4692主郭と反対側の外周部へ少し降りてみる。山頂部で見られた巨石の裏側。大量の巨石が連なっていることが分かる。

mikumo-48_4693かなりの巨石が縦に積み上げられている。人が積み上げたのか、元々こういう配置になっていたのか、不思議な積石。

mikumo-49_4695奥の郭を目指す。尾根道は堀切で分断されていた。堀切から竪堀を伝って下山するルートもあるとか。

mikumo-50_4698このあたりが城郭4。右側は土塁なのだが倒木が積み上げられており見えない。

mikumo-51_4701s城郭4の先端部。

mikumo-52_4702更に奥に伸びそうな様相だが、此処から先は普通の尾根道となった。引き返す。

mikumo-53_4708主郭への降り道添いに、かつて山頂部に積み上げられていたのだろうか、矢穴跡が残る巨石が散乱しているエリアがある。

mikumo-54_4714主郭下まで降りてきた。土塁に沿って東へ向かい、八丈岩を目指そう。

mikumo-55_4716s八丈岩方面へ向かう。

mikumo-56_4721s郭の北側に斜面からの敵を塞ぐための土塁防壁が巡らされている。この上を通って奥へ。

mikumo-57_4722土塁の高さを見るために一旦降りてみる。2mほどの結構な高さがある。

mikumo-58_4723この土塁は「馬ノ背道」と呼ばれているようだ。八丈岩への道は細い。

mikumo-59_4731やがて最初の巨石へ。これは八丈岩の手前にある、六角氏の家紋が彫られている巨石。下に看板が見える。

mikumo-60_4734巨石下の看板。六角氏家紋の刻印岩(隅立て四つ目結)。実は家紋は岩の上にある。看板の裏を一段登らないと見えない。足を掛けやすい出っ張りもあるので、滑らないよう気をつけて登ってみよう。

mikumo-61_4730登ったところの切り立った岩盤部分に家紋が彫られている。家紋の真下あたりにもう1つの看板が建つ。ちょうど草の影が掛かっているあたりに家紋が彫られているのが見える。

mikumo-62_4728家紋部分アップ。写真では見辛いが、実物も結構見辛い。

mikumo-63_4739では八丈岩へ向かってみよう。見晴台方面へ。

mikumo-64_4743八丈岩の脇を通って奥へ。八丈岩のすぐ側にも行けるようなので、見晴台へ行ってから帰りに行ってみよう。

mikumo-65_4745草の隙間から八丈岩がそびえ立つのが見える。この角度から見ると斜めに反り出ているようで、まさに落ちそう。八丈岩を支える小さな岩があることも分かる。

mikumo-66_4748八丈岩を支える小さな岩。バキバキに割れているが、それでも八丈岩を支え続ける。

mikumo-67_4750見晴台へ。見晴台から見返す八丈岩。堂々と胸を張って天に向かってそびえているように見える。

mikumo-68_4751見晴台からの眺望。水口方面にあたる。右端奥の山は水口岡山城とのこと。山が禿げているところの手前のやや高い部分がそう。

mikumo-69_4757では八丈岩の真下を通って奥へ行ってみよう。岩がツルツルなので滑り落ちないよう気をつけながら巨石の下へ。すごい迫力。

mikumo-70_4761八丈岩を真横から。

mikumo-71_4763八丈岩を真下から。

mikumo-73_4775八丈岩の裏側から。近江守護 六角氏の最後の拠(よりどころ)。貫禄充分だ。

訪問時期:2016年9月
撮影機器:FUJIFILM X-M1 + XF14mm
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