亀山城 (越中国) は、越中の戦国大名 神保氏の拠点だった増山城の支城で、増山城のすぐ隣の山にある。砦と言っても過言ではない簡素な作りで、山頂に曲輪を設け、登城道には虎口や堀切、土塁などを設けて防御している。増山城を訪れた際は是非帰りに寄りたいところ。
<基本データ>
●名称:亀山城 (越中国)
●所在:富山県砺波市 (地図)
●築主:神保氏?
●築城:?
●遺構:曲輪、堀切、土塁、虎口
訪問時期:2015年11月
<訪問記>
亀山城跡への登城路。看板の指し示す方向にある斜面を登る。
隣の増山城の登城口にある案内板。右上の方に赤地に白で「亀山城」と書いてある。増山城の北側出口から出てすぐのところに亀山城入口がある。
では登城開始。いきなり大きな土塁と曲がりくねった道。お城の入口という印象だ。
左右に土塁を備えた登城路。盛り上げたのではなく中央を削って作ったと思われる。
土橋的な細い登城路。左右は削り落とされ、少数の兵ずつしか通れない。
櫓台的な盛り上がりの周囲を巻くように築かれた道。その手前には竪堀がある。
土塁の手前の竪堀。
土塁の手前の竪堀。こちらのほうが分かりやすいか。
どんどん登っていく。実はもうすぐ山頂。
回りこんで、すぐに山頂が見えてきた。増山城 鐘楼堂跡でも見た形の看板が見える。
亀山城跡 主郭跡。
亀山城跡 説明板。神保安芸の居城と伝えられるとか。北側は急斜面、登ってきた南側の中腹には腰郭跡があるという。
こちらも増山城でよく見た説明標柱。標高133mの高津保里山。増山城とは谷を隔てた独立丘陵。先ほどの車道が谷、か。主郭は50mx25mと、かなり広い。
亀山城 主郭。確かに広い。特にめぼしい遺構は見当たら無かった。
亀山城 主郭跡に建つ古い石碑。よく見ると下の方に逆さに「楼蹟」と掘られている。鐘楼蹟、か。なぜ逆さにして同じ面を再利用したのかは不明。
訪問時期:2015年11月
撮影機器:FUJIFILM X-M1 + XF14mm
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