但馬八木城 [2/4] 主郭に残る美しい算木積みの隅石垣は必見!

但馬八木城 訪問記 其の二(全四回)。

[前回までの概要]
城下の公民館に車を止めて登城開始。緩やかだが距離がある山道を上がる。削平地や石垣などが随所に見られるが場所的に後年の畑跡だろうか。やがて東端の郭「秋葉さん」へ到着、土塁の中に不動明王像が祀られている。其の二では主郭および二の郭の石垣をメインとする遺構を見て回ります。

Links: 但馬八木城 訪問記 其の一


<訪問記>

tajima_yagi-map1但馬八木城 縄張図 再掲。現在は右端(東端)の「秋葉さん」郭まで到達。続いて尾根上に連なる郭群を通り抜けて主郭を目指す。

tajima_yagi-2297次の曲輪の脇に設置された登山道から上の曲輪へ。主郭までは尾根を段々に削平した曲輪群に分かれているようだ。

tajima_yagi-2299東から二番目の曲輪。秋葉さん郭よりもやや高台にあり突出した位置なので、眺望が良さそうだ(木が切ってあれば)。

tajima_yagi-2300二番目の郭からの眺望。訪れたのは3月、まだ木が生い茂るギリギリ前だったので、八木城下がやや見える。夏場になると枝葉で全く見えなくなるだろう。

tajima_yagi-2298三番目の郭へ向かう。このあたりはまだ土ベースだ。

tajima_yagi-2301東から三番目の郭。次の郭の土塁が高く目の前にそびえている。

tajima_yagi-2308四番目の郭へ。ここには石仏が建っている。パンフの縄張図にも掲載されている「三ツ顔さん」だ。

tajima_yagi-2309仏様の顔が三面にあるように彫られている。子供の頃に見たマンガに出てきたアシュラマンを思い出す。

tajima_yagi-2311三ツ顔さんのあたりから、主郭方面を見る。縄張図にあるとおり、かなり長い郭になっている。

tajima_yagi-2313劣化で抜けてしまった標柱を発見。ここは三ノ丸跡のようだ。豊臣時代の城主は大名の別所重棟・吉治の父子で養父郡内で一万五千石を治めました。と書かれている。

tajima_yagi-2314三ノ丸の西端から、更に上の郭へ。このあたりに低い石積みの跡が見られる。

tajima_yagi-2315低い石積みの城道を通って主郭方面へ。八木城跡へあと100メートル、という看板を発見。すでにここは八木城跡なのだが、この看板を作った人にとっては主郭(大石垣があるところ)こそが八木城跡であり、ここはまだただの山、という意識なのだろうか。

tajima_yagi-2316三ノ丸から二ノ丸へと通じる通路を通って上の段へ。いよいよ主郭の山頂部が見えてきた。

tajima_yagi-2318二ノ丸へ到着。正面の丘の上が主郭で、二ノ丸は其の周囲を取り巻くような形で存在している。左奥の方に小さく主郭の大石垣(の端っこ)が既に見えている。

tajima_yagi-2319二ノ丸跡の標柱。こちらも朽ちて折れてしまっている。残念無念。

tajima_yagi-2320二ノ丸、主郭下に鎮座していた石仏。三ツ顔さんと同じシリーズだが、顔は一つだった。

tajima_yagi-2321卒塔婆も建っていた。お墓でよく見る木札状ではなく、立体形状。梵字に続いて、寶塔造立者為八木城累代之諸… まで読み取れる。城主あるいは家臣等 関係者の累代の子孫たちが慰霊のために立てているのだろう、か。

tajima_yagi-2322上を見上げると、八木城主郭に積み上げられた石垣が見えてきた。こちらからは上がれないので、向かって左へ曲がる。

tajima_yagi-2324主郭入口および隅部の石垣が見えてきた!最も美しく算木積みの石垣が残る場所。これは素晴らしい。じっくり見てみよう。

tajima_yagi-2326但馬八木城 主郭石垣。隅部の算木積みがよく残っているが、そのすぐ横は大きく崩落している。石垣はやはり隅部が強い、しかし時間の問題かもしれない。

tajima_yagi-2327隅部の算木積みをアップで。右側の斜面より主郭内部へ入る。まずは主郭ではなく南の尾根沿いに伸びる郭群を見て回ろう。

tajima_yagi-2328主郭南に伸びる尾根。尾根沿いに郭がいくつか設けられている。道は特に無く、斜面をそのまま降りていく感じ。

tajima_yagi-2330よく見ると斜面の途中や郭の周囲に低い石垣跡が垣間見える。

tajima_yagi-2331こちらにも、低い石垣跡。

tajima_yagi-2332探せば結構見つかる石垣跡。土留めの石積み程度のものかもしれない。主郭南の郭群の、最初の部分。

tajima_yagi-2336s主郭南の郭群 最初の削平地。この下にいくつか郭が連なっている。

tajima_yagi-2337郭から、尾根の下に伸びる郭群を見下ろす。写真ではやや分かりづらいが、結構な高低差がある。

tajima_yagi-2339このあたりにも、土留めらしき低い石積み跡が見られる。

tajima_yagi-2341いかにも尾根の先端に造りましたという三角形の郭。

tajima_yagi-2343尾根の斜面を段々に削って削平地(郭)にしている。段差はこれぐらい。

tajima_yagi-2346一番先端の郭へ。木が生い茂っていて眺望はよくないが、当時は見張りのために木々は伐採され、城の南側がここからよく見えただろう。

Part3では主郭に登ります。

>> 但馬八木城 [3/4] へ続く。<<

訪問時期:2015年3月
撮影機器:FUJIFILM X-M1 + XF14mm
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