座喜味城 [2/2] 二の郭奥にある古い野面積み石垣を見よう。

座喜味城 訪問記 其ノ二(全二回)。

[前回までの概要]
座喜味城跡公園の裏手から城内へ。石垣の周囲を通って正面からアーチ城門を通って入城、二の郭を経て一の郭へ。2つの郭が隣接した小振りなグスク跡だが、美しいカーブを描く石垣やアーチ状の城門が整備復元されており、見応えはある。Part2では一の郭の城壁の上から城内全景を見るところから始める。

Links: 座喜味城 其ノ一


<訪問記>

一の郭の城壁上から。

zakimi-gsk-4775一の郭の石垣の上をグルっと回って、座喜味城からの眺望と、座喜味城の石垣や郭内を上から見下ろしてみる。一の郭内。先ほど見た石垣の壁は建物に向かって延びていて、恐らく城門側から建物の裏へ直接行けないように封鎖する役割があったか、と思われる。

zakimi-gsk-4775a-4778一の郭の城壁の上から、二の郭のカービング石垣を見下ろす。日本のお城とは、まったくもって異なる風景。残念ながら二の郭の石垣の上は立入禁止。ぐるっと一周回りたかった。

zakimi-gsk-4776礎石建物跡の真横あたりから。

zakimi-gsk-4783sぐるっと回って、建物の斜め後ろあたりから。建物は一の郭の向かって右側に建っていたが、裏側にも結構なスペースがある。

zakimi-gsk-4784s建物のちょうど真後ろあたりから。よく見ると建物の裏へ回り込むのを防ぐような石垣は、建物の左右に建っていたようだ。建物の裏側は、建物の中からしか行けないつくりになっている。何があったのだろうか。

zakimi-gsk-4786s石垣の隅っこから。立ち入りOKな石垣は、ここまで。一周したかったが、残念。

zakimi-gsk-4800a-4772一の郭にある小さな石碑。よく見ると「道元二十三年」と彫ってある。聞き慣れない元号「道元」は、パンフによると中国の元号で、西暦1843年にあたるとのこと。この年に江戸参府から帰国した座喜味城主 毛達徳 (もうたつとく) が無事の帰国を記念して建てたという。またパンフによるとこれは石碑ではなく「灯籠」となっている。石灯籠だったが、折れて根本だけが残ったということだろうか?

zakimi-gsk-4804では一の郭から、二の郭へ戻ろう。一の郭城門の上(石段の上)から、二の郭を見下ろした図。向かって右側の高石垣の裏に、細い帯曲輪のような場所があるので、行ってみよう。

zakimi-gsk-4810こちらが二の郭の横に細長く伸びる郭、というか、石垣と石垣の間の細い路地的な場所。奥へ行ってみよう。

zakimi-gsk-4813右の高石垣が一の郭石垣。左は二の郭石垣。その間に迷路のような道が細く奥へ伸びる。敵を惑わせるための迷路だろうか。

zakimi-gsk-4817しばらく奥へ進むと、奥が行き止まりになっているのが見えてきた。

zakimi-gsk-4819二の郭 左奥の行き止まり部分。右側の一の郭高石垣と、二の郭の外周石垣は、かなり見た目の雰囲気も異なることが分かる。

zakimi-gsk-4820二の郭外周の石垣。荒く割った石材をそのまま積み上げた野面積み。このあたりが城内で一番古い石垣なのだろうか。

zakimi-gsk-4824逆向きに見る。右側(二の郭外周)と左側(一の郭外周)とで、全く異なる石垣タイプナノが、よく分かる構図。

zakimi-gsk-4825a-4821一の郭の高石垣。よく見ると、中央あたりと、周囲や上部あたりとで、石垣の雰囲気が異なることが見て取れる。中央あたりの古そうな石材部分は現存、その回りの比較的整っててキレイな石材の部分は昭和の復元整備によるもの、だろうか。(パンフの昭和48年の現場写真を見ると、修理前はかなり石垣が崩れていたようだ)

zakimi-gsk-4832二の郭の城門を出て、正面へ戻ってきた。ここが正面なので、このあたりには説明板や資料館などがたくさん設置されている。順序が逆になってしまったが、最後にそれらを見ていこう。

zakimi-gsk-4838二の郭城門前の並木道の脇に建てられた、座喜味城跡 説明板。

zakimi-gsk-4839a-4836座喜味城跡 説明板。1972(昭和48)年の沖縄返還後、沖縄で初めての史跡整備事業として、ここ座喜味城跡が国・県の補助を受けて整備が行われたという。旧日本軍の高射砲陣地、米軍のレーダー基地などで座喜味城跡では埋め立てや破壊が続いたが、返還後は発掘調査と復元が行われ、ある程度の往時の姿を取り戻している。

zakimi-gsk-4841s城跡へと続く並木道。本来はここから城跡へと入っていく。

zakimi-gsk-4844こちらが座喜味城跡公園の入口にあたる場所のようだ。立派な石碑がある。

zakimi-gsk-4845座喜味城跡の史跡碑。

zakimi-gsk-4850座喜味城跡公園 入口全景。左側の石碑は世界遺産のもの。座喜味城跡は首里城や中城今帰仁城勝連城などと共に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産登録されている。

zakimi-gsk-4851a-4846入口の横には「読谷村立歴史民俗資料館」がある。訪問時は、掘り出された読谷の歴史展をやっていたが、城跡で少しゆっくりしすぎたためか、わずか5分前に入館が終了していた(入館は16:30まで)。入口で係の方にパンフだけ頂いた。HPを見ると平成28年4月から平成30年3月末まで2年間まるまるリニューアル休館という(訪問時は平成27年12月)。ますます残念。

zakimi-gsk-4853駐車場の入口に、雰囲気のある看板。

zakimi-gsk-9464おまけ:読谷村立歴史民俗資料館で頂いた、座喜味城跡パンフ。フルカラーA3両面の2つ折り。写真や情報満載で、なかなか良いパンフレット。グスクのパンフレットはどれも良く出来ています。

訪問時期:2015年12月
撮影機器:FUJIFILM X-M1 + XF14mm / FISHEYE 8mm
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