若桜鬼ヶ城 [4/5] 主要部とは明らかに異なる古い積み方の六角石垣

若桜鬼ヶ城前回までの若桜鬼ヶ城 訪問記。

八幡山登山口から約35分かけて山頂の石垣ゾーンへ。圧倒的な石垣の連続に感動。天守台の上からは若桜から播磨と但馬へ抜ける街道が一望だった。西側の帯郭を通って石垣の現存状態が素晴らしい本丸南側へ。ここは必見だ。Part4ではその奥の馬場、および六角石垣を見に行きます。


<訪問記>

本丸南側から、馬場方面へ向かっています。

wakasa-onigajo-0782動物避けの電気柵を越えて、更に尾根を下っていく。

wakasa-onigajo-0784少し進むと、馬場に近づいてきたのか、土塁で道が遮られたり曲げられたりしているエリアへ。このあたりは中世山城っぽい雰囲気が残っている。

wakasa-onigajo-0786奥の一段高いところが馬場(の入口)。その手前には両側に土塁が盛られた虎口っぽい場所と、左側には堀切も見える。

wakasa-onigajo-0787馬場手前の堀切。U字になってしまっているが、当時はもっと鋭角に掘られていただろう。

wakasa-onigajo-0788a-0794虎口を越えて、馬場へ。この先は砂利が敷かれた駐車場になっていて、車で来た人のためにここにも簡易の説明板と案内図が設置されていた。

wakasa-onigajo-0790車で来た人たち用の説明板。馬場を見た後は、二ノ丸へは戻らず、本丸西側の奥のほうにある六角石垣を見に行こう。その後は(若桜鉄道のダイヤの)時間が許す限り、城下町を散策する予定。駅前には寺町 (城下町の中でも寺が集中して建てられた地区) があり、他にも城の北側には若桜神社、反対側の南側には川沿いに百間石垣が残るなど、色々見どころはあるようだ。

wakasa-onigajo-0791看板のあたりから馬場方面を見る。完全に駐車場になっているようで、遺構は期待できないので、これ以上は進まず城内へ戻ることにした。巨木の前が何となく太い土橋のように見えなくもないが、多分気のせいだろう。何でも遺構に見えてくる山城ファンの悪い癖。

wakasa-onigajo-0795再び城内、ホウヅキ段の南側へ。やはりこの馬場方面の坂をあがっていくところから見上げる景色が好き。

wakasa-onigajo-0796坂道をあがりきって、ホウヅキ段の石垣に着く。少し右側を見ると石垣が崩れて登れそうな場所があった。ここからホウヅキ段へ上がってみよう。

wakasa-onigajo-0797ホウヅキ段 内部。天守台から見下ろしたとおり、整備はされておらず草ぼうぼうだ。少しだけ散策。

wakasa-onigajo-0801天守台から落ちてきたのだろうか、石垣石と思われる巨石が散乱している一角があった。奥に見える小山が天守台。こうして見ると、結構高い。ここから直接天守台へ上がることは不可能だ。

wakasa-onigajo-0802このままホウヅキ段を横切って虎口側へ出ようとしたが、奥は背丈ほどの草むらになっていたので断念。来た道を戻って石垣に沿ってぐるっと戻る。

wakasa-onigajo-0807ぐるっと石垣の周りを回って西虎口まで戻ってきた。左に見える虎口を降りると、六角石垣。

wakasa-onigajo-0809こちらが本丸西虎口。ここを降りて六角石垣方面へ。

wakasa-onigajo-0810西虎口を降りると道は一旦北へ向かう。ここの石垣(帯郭の石垣)もなかなかの残りっぷりだ。下から見えにくい場所だからか。石垣に沿って北へ。

wakasa-onigajo-0816振り返ると西虎口…と思ったが虎口内部に巨木がバンバン生えてて下からでは虎口感は分からなかった。

wakasa-onigajo-0817しばらく進むとまた分かれ道。ここでヘアピンカーブで北へ進むと六角石垣。まっすぐ進むとまた登って二ノ丸へ戻る。

wakasa-onigajo-0819本丸西虎口下 (帯郭下) の石垣。ここも破壊されずちゃんと残っており、なかなかの見どころなので一枚。

wakasa-onigajo-0823ではヘアピンカーブで折り返して、北へ向かう。ここにも石垣が積まれており、本丸から数えて都合三段構成になっている事がわかる。ここの石垣は残念ながら草が刈られておらず余りよく見えない。

wakasa-onigajo-0826三段石垣を見上げようとするも、石垣ギリギリのところに道が設置されているので、すぐ目の前の石垣しか見えなかった。

wakasa-onigajo-0827道に沿って北へ進む。まっすぐ行けば六角石垣。左へ曲がる(登る)道があったが、看板によると行き止まりのようだ。往時はここから虎口方面へ出られたのかもしれない。

wakasa-onigajo-0828六角石垣の前にも動物避けの電気柵。計4箇所に設置されていた。

wakasa-onigajo-0830電気柵を越えると、大きな土塁脇の山道となり、しばらくして奥に曲輪が見えてきた。

wakasa-onigajo-0831尾根道の先端とも言える曲輪跡へ到着。休憩所の中に説明板がある。

wakasa-onigajo-0832「六角石垣」説明板。城の北西端に位置する六角形の形状をした曲輪。尾根の先端部なので石垣で固めて突出させた「物見櫓」的な場所だったのだろう。石垣の形状は古く、山頂の遺構 (秀吉平定後の木下氏時代) より前の構築とされる。地図によると、この曲輪の下側の周囲に石垣が積まれているようだ。つまり、下に降りなければならない。

wakasa-onigajo-0833説明板にもあるとおり、六角石垣の曲輪上には一部土塁が残っている。

wakasa-onigajo-0834で、肝心の石垣を見るために下へはどこから降りるのかと言うと、たぶん、ここ。土塁の前あたりで、この角度からだと降りれそうになく見えるが、先端まで行ってみると・・・

wakasa-onigajo-0835このとおり、六角石垣の端っこが見えてきて、石垣に沿ってホッソイ道があることが分かる。気をつけて下へ。

wakasa-onigajo-0836落ちないよう気をつけながらゆっくり回り込んでいくと、出た、石垣!

wakasa-onigajo-0840そしてぐるっと回りこんで反対側へ。六角石垣。石垣に近い部分の木はこの通り伐採されていて石垣をよく見ることができるが、この後ろは森状態でこれ以上下がることは難しく、結果 六角のすべての面を一枚に収められなかった。

wakasa-onigajo-0841斜面に櫓台を突出させるように盛る形で石垣が築かれているため、石垣の外側はおもいっきり斜面。落ちないように気をつけながら石垣の周囲をぐるっと廻る。確かに山上の石垣よりも一見して雰囲気が異なる事がわかる。古いタイプの石垣で、小さめの細長い石を積み上げたタイプと見受けられる。

wakasa-onigajo-0842六角石垣の周りをぐるっと回って奥まで来ると休憩所の裏側へやってきた。こっち側はちゃんと斜面が作られていて、ここが降り口だったと今頃分かる。さっきの説明板にあった地図を見ても、確かに、休憩所の右後ろに道が描かれていた…

地図では六角石垣からそのまま下山できるルートが書かれていたが、どこか分かりづらかったので、一旦山頂の城跡まで戻り、三ノ丸枡形虎口経由で、来た道をそのまま戻って下山した。まだ時計を見ると若桜鉄道の時間まで少しあったので、城下町の散策を行うことに。Part5では、歴代若桜鬼ヶ城主・正室ゆかりの神社、寺、そして城下町遺構を見て回ります。

>> 若桜鬼ヶ城 [5/5] へ続く。<<

訪問時期:2015年9月
撮影機器:FUJIFILM X-M1 + XF14mm
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