但馬八木城 [1/4] 八木城交流館でパンフを頂いてから八木城跡へ。

但馬八木城は、但馬守護の山名氏に仕えた八木氏の居城。戦国期に八木氏が築いた土ベースの通称「八木土城」と、羽柴軍による但馬攻め(1577/1585)により落城後に入城した別所重棟が築城した総石垣の通称「八木石城」の2城構成から成る山城跡。石垣は崩壊が進むものの、同じ但馬國内の竹田城跡有子山城跡にも劣らない規模の壮大な石垣跡が見られる。また八木土城にも土塁による虎口など織豊期の特徴が見られ、別所重棟による改修の手が入っていることを伺わせる。なお隣の丹波国にも同じ「八木城」(丹波三大山城の1つ、内藤ジョアンで有名)があるので間違えないよう注意。

<基本データ>
●名称: 但馬八木城 (Wikipedia)
●所在: 兵庫県養父市 (マップ)
●築主: 八木豊信 / 別所重棟
●築城: 南北朝時代? / 天正十三年(1585)
●遺構: 石垣、土塁、堀切、曲輪跡

Links: 但馬八木城 訪問記 其の一


<訪問記>

tajima_yagi-2245a-2256但馬八木城(以下 八木城)の登城は、山麓少し離れたところに残る城下町から。旧城下町の中程に「下八木公民館」がある。ここに車を停めて、いざ登城。なお公民館に車を停めさせてもらえることは城跡入口の案内板にも書いてある。場所はココ(GoogleMap)

tajima_yagi-2245b-2261駐車場を出て、かつての城下町 街道を歩く。

tajima_yagi-2246a-2258城下町内には「八木城交流館」がある。ここに八木城のパンフレットが置かれているので是非一部頂いていこう。こちらが交流館。

tajima_yagi-2247a-2259八木城交流館 内部の様子。古い民家を流用した造りだ。中にはパンフなどの資料の他に、八木城の四季の写真などが展示されている。

tajima_yagi-2247b-0150交流館で配布されている八木城関連パンフ。右は城跡専門、八木城の復元予想図や縄張図も掲載されている。左は城跡近辺の見どころを紹介するもの。それぞれ造っているところが違うようだ。両方ありがたく頂こう。

tajima_yagi-map1八木城パンフレット「但馬・八鹿 八木城跡」より加筆引用した八木城 縄張図。登城ルートは右からとなり、まっすぐ進むと山頂の本丸へ。山頂からは放射状に伸びる尾根沿いに曲輪が構築されている。本丸を越えてそのまま奥(西)へ向かうと八木土城へ。土城部の縄張図は後ほど。

tajima_yagi-2249a-2263では旧城下町の街道から、国道を渡って、城跡へ向かう。国道を渡ったところに建つ「但馬八木城址登山口」の石碑。

tajima_yagi-2250登山口の石碑からしばらく進むと正面の石垣の付近に八木城跡に関する看板などが集中して置いてある場所へ。ゆっくり見てみよう。

tajima_yagi-2252まずは一番古そうな「但馬・八木城」説明板。八木藩15000石。藩祖はあの三木城の戦いで秀吉側についた別所重棟、しかし2代目で残念ながら改易。八木藩も八木城も廃止となった。

tajima_yagi-2253石碑とカラフルな看板。登山口はこの先50mを左折。

tajima_yagi-2254交流館内にも掲示されていた、近隣の史跡みどころマップ。交流館の場所も載っているので行きそびれた場合はこの看板で場所を確認しよう。

tajima_yagi-2255では看板エリアを越えて、城跡へ。まずは50m進んで左折、とあった。祠がある石垣を超えたあたりを曲がる。

tajima_yagi-2266八木城跡登山入口 の看板。2つもある。これだけあれば、迷わない。が、看板がないと正直スルーしてしまいそうな民家の間を抜ける道だった。

tajima_yagi-2267こちらが八木城跡登山口へと繋がる道。

tajima_yagi-2268しばらく進むと害獣避けの鉄柵の向こう側に山道が設けられている場所が見えてきた。柵を開けて中へ。開けたら、閉めよう。なお柵の奥にある白いポストの中に縄張図が以前はあったそうだが、訪問時には何も入っていなかった。交流館でもらおう。

tajima_yagi-2273しばらくは緩やかな斜面の山道が続く。ハイキングコースとして整備されているような印象。登りやすい。

tajima_yagi-2277階段が設置されている場所もあれば、ない場所もある。

tajima_yagi-2279時折設置されている「八木城跡へ あと◯◯メートル」の看板。助かります。昔は上の木に貼り付けられている看板だったのだろうか。

tajima_yagi-2280まだ縄張図に描かれている城跡へは着いていないが、途中の山道沿いにも削平地および石積みの跡などが見られる場所があった。後年の畑の跡か何かか。

tajima_yagi-2281山上に着くまでの石積みで補強された削平地。

tajima_yagi-2282まるで段曲輪のように段々が続く。

tajima_yagi-2283しばらく来ると、多少の眺望が見える場所に休憩所が設けられていた。無理せず一休み。

tajima_yagi-2284休憩所を越えると「八木城跡まで あと500メートル」。平坦な道の500mは近いが、坂道の500mは結構かかる。まだ先は長い。

tajima_yagi-2287尾根道という感じの場所。

tajima_yagi-2288また石積みの段曲輪エリア。畑なのかもしれないが、ちょうど尾根道のカーブに合わせて造られたこの場所はどうも見張り台があった場所のように見えてしまう。。。

tajima_yagi-2289延々と続く尾根道を黙々と登っていく。

tajima_yagi-2290八木城跡 0.3km の看板。あと一息!

tajima_yagi-2292やっと縄張図に記載された「城跡エリア」へと到着。ここは一番東の端の曲輪にあたる。正面の土塁の麓に石仏が収められているのが目印。

tajima_yagi-2293曲輪に建つ看板「これより八木城跡」。左右に縦書で説明が書かれている。元々は但馬守護 山名氏に仕えた八木氏の居城だった。

tajima_yagi-2293a-2296裏側にも説明が書かれていたが中央部が剥げてしまって読めない。脳内補完をしながらエスパー読みをすると、正面土塁の中に鎮座する石仏にちなんで「秋葉さん」と呼ばれている曲輪のようだ。

tajima_yagi-2294曲輪「秋葉さん」の正面土塁の内部におさめられている、石仏「秋葉さん」。不動明王。

tajima_yagi-2295曲輪「秋葉さん」から見た八木城下の様子。結構な距離を上がってきたことが分かる眺望だ。まだまだ城跡は始まったばかり。まずは本丸(主郭)を目指そう。

>> 但馬八木城 [2/4] へ続く。<<

訪問時期:2015年3月
撮影機器:FUJIFILM X-M1 + XF14mm
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