周山城 [2/4] 急斜面に延々と築かれた主郭外周の石垣を見よう。

周山城前回までの、丹波 周山城 訪問記。

山麓から急坂を上がって尾根筋へ。道を間違えながらも何とか縄張図の範囲内 III郭まで到着。まだまだ登りは続く。。。


<訪問記>

shuzan_map周山城の縄張図 再掲。(吉川弘文館「近畿の名城を歩く 滋賀・京都・奈良編」p.184より引用・加筆)

一番右端のIII郭の虎口を見て、II郭へ向かうところ。III郭へは登城路を通らず直登したが、II郭はなかなか厳しそうな角度だ。

shuzan-0562II郭の斜面下。トレイルコースとして、直登は破線になっていて、左側から迂回するルートが実線になっている。先程は破線の直登コースを取ったが、今度ばかりはなかなか厳しそうな角度だ。諦めて左の迂回コースへ。しかし、これが、大変だった。。。

shuzan-0565左の迂回コースへ。急斜面を回り込みながらチョットずつ上がっていくルートとなるようだ。しばらく奥へ行くと木々が減って見晴らしが良くなってきた。

shuzan-0566sIII郭→II郭への、左迂回コース。道じゃない。斜面を何となく奥へ進む。おまけに訪問時(2月)は湿った枯葉が斜面に降り積もっていて、油断すると滑って落ちる。頭では行けると思っていても、身体が反応してしまって、足が前に進まない。同行者はサクサク進んでいくが、私は這いつくばりながらソロソロと進む… 必死で撮った何枚かの写真のうちの1つ。

shuzan-0567斜面の下を見るから怖いんだと上を見るも、足元がズルズルしておぼつかない。へっぴり腰になりながら斜面に残る石垣を激写。

shuzan-0568道無き道にも思えたが、矢印つきの周山城址 標柱があった。このコースで、正しいようだ。何という難攻不落さ。

shuzan-0569もはやどこが道か分からない。斜面でも木が沢山生えていれば、その木に掴まりながら進めるが、ここは木が殆ど無いので、捕まるところがない。登山用ステッキを買おうと決意した瞬間。

shuzan-0570地獄の「ダダ滑り急斜面ゾーン」もいよいよ終点へ。II郭へ上がる虎口の石垣を発見。た、助かった。。。

shuzan-0576II郭へ着くと、すぐ左手に伸びる石積みの残骸が散らばる旧大手道の威容さに驚かされる!

shuzan-0578II郭から主郭へと伸びる旧大手道。往時はこの崩れた石が左右に積み上げられ、まるで安土城大手道のような雰囲気を醸し出していたのかもしれない。

shuzan-0581旧大手道の右側には1つ虎口がある。ここから奥へ行くと北曲輪群へ到達できるが、今回は時間の関係で虎口のみ。

shuzan-0582旧大手道沿いにある虎口の石垣跡(隅石)。苔むし具合が敗者の城跡を思わせる・・・。

shuzan-0586旧大手道をあがりきって、主郭へ。主郭も豪快に壊されている模様。

shuzan-0588主郭中央部へ。天守台跡とされる土塁で囲まれた区画がある。その前には説明板など。まずは説明板へ。

shuzan-0590丸太の上に貼り付けられた、地元の高校生による「周山城主要部見取図」。汚れがひどいが、わかりやすいシンプルな図だ。現在は三方に伸びる尾根筋の中央(主郭)、その中央にあったとされる天守台跡の前に居る。よく見ると、II郭は「二ノ丸」、これから向かう西の郭は「小姓丸」と書かれている。

shuzan-0591主郭にあった周山城 説明板。文字が消え消えで解読不能。明智光秀は丹波攻略の過程で地元武士の宇津頼重を滅ぼし、代わりにここ周山城を築いたという。

shuzan-0592では説明板の前に広がる「破壊された天守台跡」を見てみよう。資料によると「E」の字型に土塁が築かれていたらしい。土塁(天守台)の内部は安土城天主のように地階になっていたのだろう。

shuzan-0593天守台跡 土塁の脇に残る石列。全面に苔がついていて、まるで巨大マリモ。

shuzan-0594元々どういう形になっていたのか想像が難しいぐらい、石が散乱している。

shuzan-0595土塁の脇の石垣跡。Eの字の中央部は破壊が激しいが、周辺部はこのようにまだ比較的盛り上がりが分かる。

shuzan-0596苔むし具合ではこちらも負けていない。

shuzan-0609右側が天守台跡。主郭周囲にも石垣と土塁の壁がぐるっと周りを囲んでいたようでその痕跡が残る。

shuzan-0613主郭内よりも、主郭の周囲の方がよく遺構が残るとのことで、一旦南側に降りてみる。時間の都合上、南の郭群へは行かず、主郭の周囲を回りながら遺構を見てみよう。南郭の入口あたりから西へ。

shuzan-0626主郭の周囲は結構な急斜面になっている。その斜面から登ってくる敵を拒むように、石垣の壁がそびえる。木々の間をぬいながら主郭の周りを移動しよう。

shuzan-0628主郭外周(西側)の石垣。主郭内部の石垣は破壊が激しいが、周囲はこうして結構な高さで残っている。シダの枯葉も降り積もっていることから、掘ればもう何段か出てくるかもしれない。

shuzan-0630主郭外周(西)を石垣に沿って平行移動。石垣を間近に見る。すごい迫力だ。

shuzan-0631どこからも敵を侵入させないよう、長い石垣の壁が斜面に沿って築かれている。

shuzan-06337−8段の石垣がよく残るエリアへ。

shuzan-0634叩き割ったようなゴツゴツした力強い石で築かれた野面積みの石垣。

shuzan-0635主郭周囲の石垣。

shuzan-0640まだまだ石垣の壁は続く。縄張図で言うIV郭ぐらいまで行くと石垣の切れ目があるようなのでそこから再度城内へ戻りたいが、なかなか切れ目が出てこず、ひたすら斜面を横移動。

shuzan-0642主郭外周石垣。

shuzan-0643そろそろIV郭?まだまだ切れる気配のない石垣。

shuzan-0645ふと後ろを見やると、延々と斜面に沿って伸びている石垣の壁。まるで万里の長城。

shuzan-0651やっと石垣の切れ目を発見。ここから城内へ戻ろう。上はIV郭になる。

>> 周山城 [3/4] へ続く。<<

訪問時期:2015年2月
撮影機器:FUJIFILM X-M1 + XF14mm
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