大坂城(大阪城) 御座船に乗って内堀めぐり [後編]

大阪城御座船大坂城 内堀めぐり レポート後編です。大阪の陣400年記念イベントの一環で、期間限定で運航されています。
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前編では御座船に乗って内堀東側をめぐる。後編では西側へ。


<訪問記>

御座船はまず山里丸〜本丸の東側へ。本丸高石垣の横ぐらいでUターンし、西側へ向かう。

osakajo-6721山里丸の石垣と、更にそこから10mぐらい高い本丸石垣。幕末までは、この石垣の上には白い城壁と隅櫓がズラリと並んでいた。

osakajo-6724山里丸北東端を西へ。ちなみに山里丸内部は現在大阪市による再整備が行われていて、この石垣の上はさながら工事現場と言った様相。平成27年度予定とあったので、来年度には綺麗に整備された山里丸となっているだろう。

osakajo-6726再度 極楽橋へ。午後の乗船だとこのあたりは逆光で眩しい。

osakajo-6733極楽橋を西へ。橋の下にもツタがビッシリ!

osakajo-6739山里丸 北西方面へ。

osakajo-6742山里丸もなかなか複雑な形状をしていることがよく分かる。右端の場所にも幕末まで櫓が建っていた。

osakajo-6748段々に折れ曲がる石垣。左から、山里丸北西端、山里口出枡形、そして隠し曲輪。

osakajo-6752この辺りまで来ると、樹木がなく整備されている出枡形の石垣越しに、大天守がよく見える。

osakajo-6755もう少し角度を変えて。石垣に生えている草がボウボウ過ぎる。崩壊する前に、綺麗にしてください!姫路城や和歌山城のように、自衛隊の皆さんにご協力をお願いしてはいかが?

osakajo-6758お堀の中から遠景。まるで海に浮かぶ要塞島の様相! お堀めぐりだからこそ見られる、大坂城の表情の一つ。

osakajo-6764石垣の形が複雑が故に、少し舟が移動するとまったく雰囲気が違ってしまう。一瞬の勝負。

osakajo-6765隠し曲輪の向こうは本丸だが、そこで内堀は一段高くなり空堀となっている。大坂城の内堀の一部が空堀なのは謎らしいが(古絵図によると秀吉時代から空堀だった)、このあたりは上町台地、盛り上がった硬い岩盤を削るには稼働がかかりすぎ、その割にはあまり防御力強化には繋がらないので、これ以上掘るのは諦めたのではないかと言われている。

osakajo-6767後ろを振り返ると、草まみれの石垣と、水堀と、きれいな青空の下に、高層ビル群。

osakajo-6772舟はこのあたりで再度Uターン。右側の石垣は隠し曲輪南端、正面は本丸。右側は西の丸。本丸と西の丸の間の暗くなっているあたりから先が、一段高くなった空堀部分だが、その前までは行かないのでよく見えない。残念!

osakajo-6781隠し曲輪(左側)と、本丸天守横の石垣。

osakajo-6787隠し曲輪といえば、大量の刻印が間近に見られる良スポットでも有名。水面近くの石垣にも刻印が見られた。中央一番下の石に注目。

osakajo-6792帰りは隠し曲輪の石垣真下あたりを運航。このド迫力!まさに、そびえ立つ高石垣。石垣の目地が横一直線に揃っている「布積み」という手法。

osakajo-6795隠し曲輪の北東端へ。反り立つ石垣はまさに扇の勾配。隅部の石材は石割れが激しい。

osakajo-6797少し進むと、隠れて見えなかった山里口出枡形の石垣が現れる。舟はこのまま石垣には沿わず、まっすぐ北へ進む。

osakajo-6800うーん、都会の御城という様相。周囲が高層ビルだらけでゴチャゴチャしている江戸城よりも、大坂城の方がバランス感が良い。

osakajo-6802天守の方を見る。行きよりも少し石垣に近すぎて、見づらい。御座船は行きと帰りでコースが違うので、撮り逃したので帰りに〜と思うと肩透かしを食うこともあるので要注意。撮り逃したら、もう一度乗ろう。

osakajo-6804徐々に石垣から離れていく御座船。出枡形の石垣からニョキっと顔を出す大天守。

osakajo-6809これぐらい離れると、大天守の巨大さがよく分かるようになってくる。出枡形の石垣は樹木もなく写真スポットなので、常に人がズラリと並んでいるのだが、石垣に比べて人が小さすぎるので気にならない。

osakajo-6821御座船は内堀の外側に向かって進む。このまま外周に沿って船着場へ戻るようだ。山里丸と極楽橋が一望できる。

osakajo-6825大天守 真裏あたり。山里丸は整備が進んでいるので、もしかしたら樹木もある程度伐採されるかもしれない。

osakajo-6845a-6835s舟は船着場へ到着。20分の素晴らしい体験が終わった。退船後、先ほど下を潜った極楽橋の上へ。次の便を見送って、御座船ツアーの終了としよう。

osakajo-6836次の便が出発。お客さんは3人ほどのようだ。

osakajo-6839s静かにゆっくりとこちらへ進んでくる御座船。館風の独特な造形をした御座船、ついさっき乗ったからかもしれないが、なかなかいい雰囲気じゃないか。と思った。

osakajo-6844御座船はゆっくりと極楽橋を超えて、西側へ。船頭さんの着ているハッピと陣笠もいい感じ。西日が反射して黄金に光り輝く御座船。また乗りに来よう。運航は2015年9月末まで(記事掲載での予定)。


訪問時期:2015年6月
撮影機器:FUJIFILM X-M1 + XF14mm / FISHEYE 8mm
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大坂城(大阪城) 御座船に乗って内堀めぐり [後編]” への2件のフィードバック

  1. こんにちは。

    一部にせよ金箔を奢るほど凝っている割には稼働率が低そうなのが残念ですね。平日だったのですか?それにしても大阪城なら平日でも来場者が多そうですしもうちょっとお客を呼び込めそうな気もしますね。

    確かに石垣の隙間の植物は、少なくとも根を張りそうな木が入ってきたらあまり放置しない方が良いでしょうね。

    1. kanageohis1964さん、まいどです。

      快晴の平日に行ってきました。城内は相変わらずの人出でしたが、御座船はガラガラでした。コンテンツ(お堀めぐり・石垣)は素晴らしいのに、プロモーション(売り方・やり方)がイマイチだと、今の時代こうなってしまうのでしょう。1500円は私たち御城ファンには安い値段(というかプライスレス)ですが、一般の方には決して安いとは言えない値段ですからね。天守閣が600円、その2.5倍です。今のままだと9月に終了必至です。大阪市ではなく”民間”運営なら、今後何かしらテコ入れがあるかもですね。要注目です。

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