平戸城 [3/4] 城内唯一の現存建造物「北虎口門」と「狸櫓」へ。

平戸城前回までの平戸城 訪問記。

大手一ノ門跡から三ノ門跡をくぐり、亀岡神社が鎮座する二ノ丸へ。元御殿があったところで、櫓跡のような場所も残っていたが、御殿そのものの痕跡は見られない。そのまま亀岡神社の横を回りこむように本丸方面へと向かう。
Part3では平戸城内に残る現存建造物を見に行く。


<訪問記>

hirado-1042では二ノ丸 亀岡神社境内を横目に、回りこんで奥へ向かう。

hirado-1043土塁の下に掘られた、謎の石垣洞窟。穴蔵? パンフにも現地にも説明はなく、詳細不明。

hirado-1046丘の上に見えるのは地蔵坂櫓(復興)。横の石段を上がれば前まで行けそうだが、現存門の横からも見えるようなので、石段は登らず先(右)へ進む。

hirado-1047s奥に見えてくるのが、現存門の北虎口門。その右側に小さく見えるのも、現存門の狸櫓。此の2つだけが城内に残る平戸城遺構建造物とのこと。

hirado-1048-1北虎口門の前の売店前に建つ平戸城案内看板。古絵図と、簡単な説明文が記載されている。まずは説明文。

hirado-1048-2看板に載せられている平戸城古絵図と現在の平戸城図。街道は城下町のものがそのまま引き継がれていることが分かる。

hirado-1048a-1059sでは北虎口門へ。その名の通り外側は折れ曲がり虎口になっていて、ぐるっと回りこんで進むと山麓の馬場〜御花畑方面へ抜けられるようだ。

hirado-1049北虎口門の一階内側より。曲がったままの大木をうまく配置している。城郭建築の雰囲気バッチリ。軒丸瓦は「」の松浦氏家紋。

hirado-1050門を出ると勝手口横に「北小口門」の小さな看板あり。1707年に完成した旧亀岡城当時のもの。左奥に土塀で繋がっているのは狸櫓(たぬきやぐら)。

hirado-1054a-1128狸櫓方面から見た北虎口門全景。古絵図によると当時の門外の虎口は向こうへ抜けるルートだったが、現在は手前(写真をとっている場所)から下へ降りる道が整備されている。ここからだと木々で見えないが、北虎口門の奥にも土塀で繋がった門がある(復興)。見に行ってみよう。

hirado-1055a-1053 北虎口門から土塀で接続された先の櫓台の上にある、地蔵坂櫓。昭和の復興。

hirado-1060b-1124では北虎口門横の石段を上がって、もう1つの現存建造物・狸櫓へ。

hirado-1061a-1064狸櫓の前のかわいらしい看板「たぬきやぐら」。下部には「由来記」とあり名前の由来が書いてあるようにみえるが、実は書いてなくて、由来については櫓の前に掲げてある古文書を見てね、という文章。なんだこりゃ。しかも櫓の上に掲げられた文章は字が小さすぎて読みづらい。内容は、あるとき蔵の修理のために床板を剥いだところ、藩主の夢枕に小姓に化けた狸がやってきて、これからも櫓に住まわせてくれれば城を未来永劫守ると言ったため、翌日床板を戻したという伝説があるという話。

hirado-1062狸櫓内部(2014/10現在)。平戸藩城下に伝わる古くからの生活器具などが並べられていた。なお平戸城HPによると狸櫓内部はその後改装され、城の歴史と城址紹介コーナーになったとか。山鹿流の説明パネルもあるそう。(参考

hirado-1063狸櫓の窓から見た北虎口。今は庭園チックになっているが、以前は虎口という名の通り無骨な土塁あるいは土塀で囲まれた防衛設備だった。

hirado-1066狸櫓を出て、正面の石段をどんどん上がっていくと本丸へたどり着くが、この階段横にも見どころがある。カーブを描いた石垣の奥、土塀の下。

hirado-1067石垣に開けられた鉄砲狭間。通称「二重狭間」。現在石垣の上に乗る土塀は昭和の復元のため只の白壁だが、以前は土塀にも鉄砲狭間が設けられていた。そのため上下で二重の狭間だったという。この土塀の向こうは山で、その下は家老屋敷および海岸線。ここを破られると二ノ丸と本丸が分断されるため、防衛力を高めるためのアイデアだったのではないか、とのこと。

hirado-1068石垣に設けられた狭間は石段に沿って上の方まで続く。

hirado-1070a-1122では石段に沿って本丸へ向かおう。道の左右には石積みがされているが、往時からのものかは不明。

hirado-1073a-1121微妙に左右に折れ曲がりながら坂を上がると、本丸へ繋がる櫓門へ。ガラス窓からも分かる通り昭和の復興。

hirado-1075a-1118古絵図によると、この櫓門の右側には隣接して櫓が描かれているがそれは未再建。そして門を越えると枡形虎口になり、その出口にも門が描かれ(これも未再建)、その向こうが御本丸、となる。

hirado-1076a-1114本丸へと続く枡形虎口。門は無いが、立派な石垣が残る。

hirado-1077本丸へ入る手前、石段中段あたりには門柱の礎石が残る。虎口内側の門なので高麗門あたりか。

>> 平戸城 [4/4] へ続く。<<


訪問時期:2014年10月
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