会津若松城 [8/9] 会津松平家の保養所だった回遊式庭園「御薬園」へ

会津若松城前回までの会津若松城 訪問記。

会津藩松平家の歴代藩主が眠る、院内山の墓所へ。城からレンタサイクルで約20分。山一帯が墓所という。長い石段をあがると、削平された場所に歴代藩主の墓碑と、それを見つめる神獣の石碑がズラリと並ぶ。

Part8では墓所一番奥にある容保公のお墓にお参りして、松平家の庭園だった御薬園へ向かう。


<訪問記>

aidu-9759a-9761松平家墓所。奥から順に、3代、5代、6代、7代目の藩主の墓所。それぞれに、実績が刻まれた石碑を担ぐ神獣の像が。

aidu-9760最後の藩主・松平容保公の墓所は、一段あがったところにあるという。この階段を上ろう。

aidu-9762階段の上へ。真新しい感じの神獣像と、その奥に鎮座する容保公のお墓。

aidu-9763容保公の神獣像。墓碑銘には、明治26年に東京小石川で亡くなり、四谷正受院に葬られ、大正6年になってやっとここ会津院内山に歴代藩主と同様に墓碑が建てられた、とある。

aidu-9764では松平容保公の墓碑へお参りしよう。

aidu-9765正三位松平容保之墓、と刻まれた墓碑が建つ。合掌。

帰りは来た道を同じルートを辿って下山。入口には下からここまで約40分、と書いてあったが、さくさくと登れば写真撮りつつでも約20分で到達できた。ただし、4代と8代の墓は少し奥まったところにあるため、そちらも回るともう少し時間がかかるものと思われる。

続いて、松平家の保養所だったと言われる日本庭園、現「御薬園」へ。

aidu-9775oyaku御薬園入口。国指定名勝。入場料は320円。

aidu-9777名勝 会津松平氏庭園。として国の名勝に指定されているようだ。江戸時代の大名庭園の姿をよく残す、借景池泉回遊式庭園。

aidu-9777a-9774御薬園 全体図。中央の池は「心字の池」。確かに心の字に見える。左右には男滝、女滝があり、中央には中島を置いて茶亭が設置されている。また、御茶屋御殿や重陽閣、御薬園の名前の由来となった薬草標本園がある。

aidu-9778では早速中へ。この門の前でお金を払い、中へ。入場料は320円だが、中の御茶屋御殿でお抹茶をいただける券が+500円。もちろん、お抹茶付き券を購入。

aidu-9782庭園内へ。見事な庭園!回遊式なのでぐるっと池の周りを回って様々な風景を楽しめる。

aidu-9784s庭園全景。右の方に見える立派な枝を広げた松の木の奥に、御茶屋御殿がある。そこは最後に行くよう、左回りで庭園を回遊しよう。

aidu-9785池の周りの回遊路はこんな感じで板が敷かれている。美しく整えられた松の木にうっとり。

aidu-9788池の奥には河原のような場所もあった。

aidu-9790三層石塔。小さく「伝 鎌倉初期」と書かれている。詳細不明。

aidu-9792女滝付近から望む御茶屋御殿。

aidu-9795少し角度を変えるだけで、どどんと表情が変わる。

aidu-9797では茶亭のある中島へわたってみよう。石畳で道が造られている。

aidu-9798こちらが心字の池中央に作られた中島の茶亭「楽寿亭」。中には入れないが、木戸が開けられているので中の様子は分かる。

aidu-9799楽寿亭 説明板。1696年建造。北側には戊辰戦争の際の刀傷が残る、とある。

aidu-9800茶屋の周囲を回ると、縁側の柵に一部凹んだ場所がある。ここがどうやら戊辰戦争時の刀傷跡、のようだ。戊辰戦争時、ここ御薬園の御茶屋御殿が西軍(新政府軍)の傷病者の治療所になったとのことだが、なぜ刀傷があるのかは不明。西軍がここ(会津藩の庭園だった)を奪い取る際に付いたもの?

aidu-9801中島から望む、御茶屋御殿。

aidu-9803さらに池の周りを回って、御茶屋御殿方面へ向かう。風が止むと、このとおり鏡のような水面へと変化する。

aidu-9806御茶屋御殿へ到着。御殿の前には、御薬園に住みついているというカモたちが集まっていて、訪問客を和ませていた。

aidu-9811御薬園の居候、カモ公を激写。人慣れしているのか、これだけ寄っても特に飛び立たなかった。

aidu-9814御茶屋御殿へ入ろう。こちらも茶亭と同じく、1696年造。築400年以上。江戸時代は藩主の休息の場として利用されていたようだが、戊辰戦争時は新政府軍の傷病兵療養所となった。

aidu-9814a-9823御茶屋御殿 内部。客人が入れるのは、縁側と、椅子が置かれている居間のみ。

aidu-9815柱にはいくつかの傷跡が残り、戊辰戦争時の刀傷跡として木札が掛けられていた。当時御薬園は西軍に接収され、傷病兵の治療所にされた。

aidu-9817御茶屋御殿の中から、庭園を見る。いい感じ!左においてある御茶セットは見本。

aidu-9821お抹茶セットキター。お庭を見ながら、お抹茶をいただく。至福の時間。

aidu-9827御茶屋御殿前から見た、心字の池 全景。風で起こる小さな波が、いい感じに緑や青空をゆらめかせている。まったり。

Part9では、いよいよ会津鶴ヶ城開城前夜、白虎隊悲劇の地・飯盛山へ。

>> 会津若松城 [9/9] へ続く。<<


“奥州仕置之旅顛末記”(2014年に敢行した3泊4日東北11城訪問の旅)へのリンクは こちら
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訪問時期:2014年10月
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