山形城 [4/4] 江戸城城門に匹敵する規模を誇る二ノ丸東大手門へ

山形城前回までの山形城 訪問記。

発掘調査で出土した石垣の展示コーナーを経て東大手門前へ。上杉勢 直江兼続軍を迎え撃つ、最上義光公騎馬像がカッコいい。そしていよいよ、復元された東大手門へ。


<訪問記>

yamagata-8977二ノ丸東大手門。総工費11億円、計画から15年、着工から約4年をかけて完成。入場無料の完全木造復元。すばらしい。入口はここと、反対側がある。通りぬけるイメージ。100名城スタンプもこの櫓門の中だ。では石段を登って、中へ。

yamagata-8978東大手門 内部。平成3年に完成し、既に20年以上が経過しているが、この美しさ。拭き掃除などを欠かしていないのだろう。すばらしい。

yamagata-8979櫓内にあった、山形城ジオラマ。右側が最初に見た本丸一文字門。右上の奥に見えるのが、今いる東大手門。やはり本丸周囲はグルっと囲む水堀が相応しい。これは復元工事が完全完成したあとの姿をイメージしたものか。

yamagata-8980櫓内はパネル展示をメインに、邪魔にならない程度に展示がなされている。右側の石落しがあるあたりが櫓門の真上あたり。

yamagata-8983東大手門は櫓門がある部分と、続櫓となっている部分とが90°で連結する「L字型」になっている。L字の角の部分から見た東大手門全景。超広角撮影のため鋭角に見えるが、実際は90°。

yamagata-89862014年夏に公開された映画「超高速参勤交代」。貧乏藩が悪徳老中の企みで急な参勤交代を命じられ、予算も人も居ない中、決死の覚悟で藩主自ら珍道中に出る話。当時の参勤交代の厳しさ、でも領民や幕府には堂々たる姿を見せないといけない葛藤などが珍妙に描かれていて、なかなか面白かった。そのラストシーン、江戸城に到着するシーンの撮影が、ここ山形城 東大手門を使って撮影されたとのこと。確かに、ここだ!

yamagata-8987s東大手門の上から二ノ丸を望む。中央に見えるのは最上義光公騎馬像。

yamagata-8989再度 下に降りて、東大手門 外観をじっくり見る。かなり巨大な東大手門、全景を写しとるのは難しい。

yamagata-8990超広角レンズを使って無理やり全景を写しとる。こんな感じ。

yamagata-8991東大手門 櫓門部分を城内から。石段までの距離が短いので写真で見るより実物はもっと近く、大きい。

yamagata-9001では東大手門をくぐって枡形の中へ。枡形も完全復元。

yamagata-9007枡形の入口・高麗門と、出口・櫓門。枡形と3つ併せて「東大手門」。

yamagata-9008櫓門を枡形の内部から。堂々とした佇まい。

yamagata-9010高麗門を内側から。

yamagata-9011高麗門を外側から。東大手門の正面入口。押し寄せる敵を迎え撃つための狭間が無いのが少し気になるが、明治の古写真を見ても狭間は無い。

yamagata-9016橋の中腹から見る二ノ丸東大手門。

yamagata-9018二ノ丸東堀の様子。逆光にも負けずに撮影。この石垣および水堀は壊されたり埋められたりすること無く現存している。奥に見える高いビルが最初に山形城跡を鳥瞰した霞城セントラル。

yamagata-9019橋を渡ったところにある「二ノ丸東大手門」説明板。この東大手門は江戸城の諸門に匹敵する規模を持つとか。

城内の散策は時間の関係でここまで。二ノ丸の四方には今も門跡が残っており、今回は南大手門と東大手門しか見られなかったが、北門、西門の石垣および堀が現存する。また三ノ丸の土塁跡や最上義光公の菩提寺「光禅寺」、南大手門の移築門なども城の周囲に現存するようだ。次回は1日とってそれらも巡りたい。

現時点で13時半。山形城内は50分で見終えたことになる。残り30分で、最上義光歴史館へ向かう!

yamagata-9021最上義光歴史館。東大手門の正面だが、手前に美術館があり間違って先にそっちへ行ってしまうタイムロス。気をつけよう。

yamagata-9022最上義光歴史館。なんと入場無料!

yamagata-9023最上義光歴史館 内部。入ってすぐ正面には義光公と駒姫(愛娘)。なんと秀次事件に連座で三条河原で処刑されてしまう。なお内部は、右奥が文化財展示コーナーで写真NG。左側はOKとのことで、左側のみ紹介。右奥には、信長公より拝領したと伝わる義光公所用の三十八間総覆輪筋兜や長谷堂合戦(対 直江兼続)図屏風など、興味ふかい品々がバシバシ展示されている。必見。

yamagata-9023a-9026では左側コーナーへ。受付(資料、グッズ等の売店)と、軽い展示品が置いてある。在りし日の山形城の姿。義光公歴史館だが、描かれているのは鳥居氏以降に築かれた石垣造りの姿。正保城絵図ベースで鳥瞰図を描き下ろしたもの。

yamagata-9024山形城 櫓の鯱瓦。

yamagata-9025山形城の建物の屋根には「山」紋の瓦が葺かれていたようだ。右側は金箔の「山」瓦。左側は壊れずに残っていた山紋の軒丸瓦。

yamagata-9027菊紋の軒丸瓦も出土。

yamagata-9028最上義光の栄光と遺産。簡単に義光公の歴史と功績などが記されている。関ヶ原では東軍につくも西軍の上杉軍 直江兼続が攻めてきて慶長出羽合戦(東の関ヶ原)が勃発。最上軍は長谷堂城を守りぬくなど戦功を挙げ、家康より出羽山形藩57万石を頂くこととなった。山形城の築城、城下町づくり、新田開削、河川改修、文化奨励(義光公は武人であると同時に文化人であった)など後の山形に残した功績がつらつらと挙げられている。

本丸の破壊っぷりは残念だが、近年は本丸だけでなく二ノ丸部分においても街をあげての発掘・復元が進み、今後の展開が実に楽しみな城跡の一つ。またぜひ来たい。


“奥州仕置之旅顛末記”(2014年に敢行した3泊4日東北11城訪問の旅)へのリンクは こちら
<弘前城/根城/八戸城/盛岡城/志波城/多賀城/仙台城/山形城/米沢城/二本松城/会津若松城>


訪問時期:2014年10月

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