仙台城 [3/6] 夕暮れの政宗公騎馬像と、夕闇に浮かぶ本丸高石垣。

仙台城前回までの仙台城 訪問記。

大手道を上がると突如 林の向こうから現れる巨大な大石垣!仙台城跡一番の見所、本丸大石垣の巨壁に圧倒される。詰ノ門跡を通って本丸内へ。

閉館時間が近いためまずは見聞館および資料展示館へ。


<訪問記>

資料展示館つづき。

sendai-8629専用シアターで、軽快なおしゃべりとともに仙台城 復元CGを案内してくれるムービーが見られる。これは必見。この映像、Blurayで是非欲しい。。。

sendai-8629a-8631シアターから出口へ向かう道の途中には、こんな鳥の顔の銅像が置いてある。いったいこれは何かというと↓

sendai-8630本丸内にそびえる金鵄像(きんしぞう)。明治35年にそれまでの戦争での戦歿者に対する慰霊塔として建立された。日本書紀で神武天皇の軍を勝利に導いたとされる金のトビをモチーフにしているとか。八咫烏が案内し、金鵄が勝利へ導いた。ふむ。戦時中の供出は免れたが、なんと平成23年の東日本大震災で落下、破損してしまった。現在は本丸には塔のみが残り、塔の麓にはバラバラになった胴体や翼、そしてここ資料展示館内に頭部が展示されている状態だとか。

sendai-8634a-8638では資料展示館の外へ。さっそく本丸中央へ向かうと、先ほどの「金鵄像」の塔があった。あの上に、幅6.7mに翼を広げた大きな金鵄が乗っかっていたのか。すごい迫力だっただろう。下のバラック小屋は、落下した金鵄の破片を保管している場所。覗いてみよう。

sendai-8634b-8637見るも無残な金鵄像の右翼部分。左翼はさらにバラバラで後ろに置いてあるとか。翼の先っぽも折れてしまっている。

sendai-8635金鵄像の破損状況を示す図。文化庁の補助事業として保存修復事業が進められているとか。よかった。

sendai-8640さて、そうこうしているうちにかなり日が暮れて暗くなってきた。太陽はすでに山の下。月が登ってきた。頑張って明るく撮って、こんな感じ。騎馬像と眺望だけ見て帰ろう。

sendai-8642仙台城本丸跡の伊達政宗公騎馬像。これは二代目。初代は戦時供出されるも奇跡的に胸像のみ現存して現在は三ノ丸にて展示中(参考)。当時の土台なども一緒に展示されているので、二代目は土台ごと造り直したようだ。

sendai-8645騎馬像を正面から。正面からよりも、政宗公が見下ろしている左斜め前から見上げる方がいい感じではある。

sendai-8646台座に埋め込まれている説明プレート。興味深いことが書いてある。昭和10年の初代騎馬像は昭和19年に戦時供出、その後、昭和28年に「新たに白色セメント立像を制作」。なんとここには初代と二代目の間に白い立像があったという。その後、騎馬像の原型が保管されていることが判明し、銅像再建要望が高まって昭和39年に完成。なお、Wikipediaによるとそのセメント立像は現在 岩出山城跡 の城山公園に展示されているとか。(岩出山城は仙台城築城までの政宗の居城だった山城)

sendai-8651やはりこの角度から。背筋を伸ばして堂々たる姿で騎馬に乗る政宗公。カッコいい。

sendai-8659銅像は後ろ姿も見逃してはならない。この隆々とした馬の後ろ足の筋肉!

sendai-8662ちなみに本丸にも「史跡 仙台城跡」の石碑が建っていたが、なぜか付近は立入禁止。

sendai-8662a-8648銅像前は本丸高石垣の上にあたり、仙台の街が一望。夕焼けの素晴らしい眺望を1枚。

sendai-8663s高石垣は、大手道沿いは草もキレイに刈られよく見える状態だが、道沿い以外の部分はこんなかんじで木々が生い茂っていて下からは全く見えない。

sendai-8665そうこうしているうちにどんどん暗くなっていく。冬は暗くなるのが早い。10月頭の17:20。

sendai-8668満月が登ってきた。騎馬に乗り行軍しながら月を見る政宗公のようにも見えるショット。

sendai-8675では下山する。本丸内にある展示物なども軽く見ていこう。これは仙台城の石垣モデル。築城時は左のような自然石を積み上げた「野面積み」だったが、高石垣などに見られる第三期工事では右奥のような四角く切り出された石が用いられている(「切込み接ぎ」)。

sendai-8676築城時の石垣モデル 説明パネル。あの高石垣の中には、政宗公が築城した当時の野面積みの石垣が埋まっている。ここにあるのは現物ではなく、同じ石質の石材を使って再現したもの。

sendai-8681先程から気になっていた、本丸内部を囲むオレンジの幕。この内部は「御本丸大広間」跡となっていて、現在 大広間の平面復元を行うための発掘調査が行われているとかで、広い範囲が工事中となっているそうだ。

sendai-8687仙台城石垣修復工事ここに完成す という仰々しい文面の石碑があった。平成16年。約1万個の石を解体修理したとある。本当おつかれさまです。偉そうに市長が署名しているが、手足を動かして現場で工事に携わった方を称えてほしい。

sendai-8690a-8633さて、本丸跡には資料館等の他に、護國神社が鎮座しているので行ってみたが閉門していた。勝手に24時間OPENなのと勘違いして後回しにしてこのざま。明日の朝イチで参拝させて頂きます。

sendai-8692随分真っ暗になってきたので早足で下山…しようとすると、この高石垣と満月のツーショットで思わず足止め。これは美しい。

sendai-8704満月と高石垣、そして護國神社の石鳥居とのコラボショット。超広角で強引に撮ったのでちょっと歪み気味。

sendai-8707高石垣の一部はライトアップされていた。石材表面の加工との相互作用で不思議な文様が浮かび上がる。

sendai-8716大手門方面から見返した図。ちょっとライトが当たりすぎな気がしないでもないが、立派な石垣。

>> 仙台城 [4/6] へ続く。<<


“奥州仕置之旅顛末記”(2014年に敢行した3泊4日東北11城訪問の旅)へのリンクは こちら
<弘前城/根城/八戸城/盛岡城/志波城/多賀城/仙台城/山形城/米沢城/二本松城/会津若松城>


訪問時期:2014年10月

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