弘前城 [2/7] 二ノ丸に現存する南内門、未申櫓、辰巳櫓を見る。

弘前城弘前城 [1/7] の続きです。

JR弘前駅からスタート。徒歩行軍にて約25分で城跡南側にある追手門前に到着。近代的なビルが立ち並ぶ市街地のど真ん中にいきなりそびえる現存追手門に感動。追手門の中は三ノ丸、そこから直進して中堀を渡って二ノ丸へ。


<訪問記>

“奥州仕置之旅顛末記”(2014年に敢行した3泊4日東北11城訪問の旅)へのリンクは こちら
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hirosaki-7750二ノ丸と三ノ丸をつなぐ櫓門「南内門」。門と横の土塁との隙間が低くなっていて、扉が閉まっていてもここから乗り越えられそうな気がしないでもない。追手門の場合はここにも土塀が蓋をしていたが、南内門には壁が無いのは何故?

hirosaki-7753南内門の内側。狭間も格子窓もなく、内側はシンプルそのもの。そしてやはりこちら側も土塁と櫓門との隙間が気になる。

hirosaki-7765南内門の鯱アップ。寒冷対策のため瓦にはすべて銅板が巻いてあり、鯱も表面は同じ銅板で保護されているため、木造なのか瓦なのかは不明。それにしても多数のヒレがピンと張っていて、妙に元気な鯱だ。

hirosaki-7754二ノ丸へ。中央部には何も無くだだっ広いが、往時は重臣の屋敷が立ち並んでいたという。今は二ノ丸内に三棟の隅櫓と二棟の櫓門が残る(先ほど入ってきた南内門もその1つ)。特に看板等ないので、うっかりしているとそのまま本丸へ向かってしまいそうな雰囲気でもある。櫓は中堀に面した二ノ丸の隅にそれぞれ位置するので奥の方へ進んでみよう。

hirosaki-7755二ノ丸内の中堀土塁。下部には石垣もあり。

hirosaki-7756まずは二ノ丸南西角にある現存櫓の1つ「未申櫓(ひつじさる やぐら)」へ。櫓の名前は大抵が方角の干支表記に従っている。行列表記すると (北東, 北西, 南東, 南西)=(丑寅, 辰巳, 未申, 戌亥)。

hirosaki-7759未申櫓。弘前城の現存櫓は内部非公開。1階には窓すらないシンプルな構造。内側だからだろう。残念ながら外側は見損ねたが、鉄砲狭間があるという。

hirosaki-7760弘前城 二ノ丸 未申櫓 説明板。現存三棟は同じような姿だが窓の形など細部の造作があるそうなので、残り二棟も注意して見ていこう。

hirosaki-7767では引き続き、二ノ丸の南東部へ。道は延びているが、巨木が立ち並び奥が見えないので、一見何も無いように見える。二ノ丸内には他に観光客が居たが、櫓のある方向には人影無し。

hirosaki-7768ふと中堀方面を見ると、土塁がしっかりと堀の形に沿って残っているようだ。登って中堀を見下ろしてみたかったが、土塁はおのぼり禁止。

hirosaki-7770南東端へ。先ほど見た未申櫓と見間違うぐらいソックリな隅櫓「辰巳櫓」が建つ。窓の形状など細かい造作が異なるとあったが、違いが分からなかった。

hirosaki-7773弘前城 二ノ丸 辰巳櫓 説明板。確かに一層目と二層目が同じ大きさで、三層目だけが小さい独特の形をしている。

hirosaki-7774辰巳櫓からまっすぐ北へ進むと、やがて内堀に架かる真っ赤な橋が見えてくる。あれが本丸への入口にあたる。

hirosaki-7776本丸への入口「下乗橋」へ。ここから先は何人たりとも馬を降りろ、という意味だ。

hirosaki-7777下乗橋 説明板。この橋から見た本丸天守の姿は「弘前城と言えばコレ」というぐらい有名な構図になる。

hirosaki-7783これが下乗橋から見た、内堀と天守の姿。桜の季節になると、ここから見た天守と桜、そして水堀に写る桜の姿が美しく、すごい人出になることで有名だ(参考)。残念ながら来年(2015)から始まる天守曳家の事前準備のため、内堀の水がほぼ抜かれていた。そして(写真には写らないようにしたが)桜でも何でも無い季節だがやはりここは人が多く、落ち着いて写真が撮れなかったので帰りにもう一度寄ってみることにして、まずは先へ進もう。

hirosaki-7784ちなみに、下乗橋 以外の場所から内堀越しの天守を見ようとすると…このとおり内堀沿いに桜の木が植えられていてよく見えず。下乗橋が絶好かつ唯一のビューポイントのようだ。そら混むわ。

hirosaki-7787下乗橋を渡る。下乗橋の先、本丸までの間は「武者屯(むしゃだまり)」と呼ばれる曲輪で、有事の際には軍勢を揃え大将が号令を発する場所だったとか。この武者屯の出口、下乗橋の手前の部分には袖塀を備えた高麗門形式の「武者屯御門」があったという。

hirosaki-7789武者屯の中央部は券売所。武者ならぬ料金徴収人が堅固に守っているというわけだ。310円。ちなみに冬季は無料らしい。

hirosaki-7790無事 料金所を突破して、本丸へ向かう。正面に見えているのが武者屯と本丸とをつなぐ虎口。木々の隙間から天守がチラ見している。この角度でうまく見える隙間がないか探してみる。

hirosaki-7793隙間発見。武者屯から垣間見る弘前城 天守。弘前城天守は外側(二ノ丸側)と内側(本丸側)とで表情が全く異なる「二面性」が特徴で、外側は敵兵あるいは来訪者(幕府役人等)に見せるべく大量に並ぶ矢狭間(細い窓。ここから矢を放つ)と張出しの上に設けられた切妻破風が印象的な戦闘的で美しい姿だが、内側は大きな窓(採光用?)だけが並ぶ質素な姿を見せる。それが両方同時に見られる角度というわけだ。

Part3 ではいよいよ本丸へ。

>> 弘前城 [3/7] へ続く。<<

訪問時期:2014年10月
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