松本城 [中編2] 正面から間近に見上げる連結天守群は迫力満点

松本城松本城 [中編1] の続きです。

小天守から渡櫓を通って大天守内へ。大天守の低層階は天井も低く薄暗く、まさに倉庫という感じ。

散策は四階からスタート。


<訪問記>

matsumoto-0394a-0430s天守4階へ。今までの倉庫然とした雰囲気から一転し、明るく天井も高い。御座所と書かれた、城主が座っていたであろうと想像される場所がある。

matsumoto-0394b-0429天守四階 説明板。三階までの倉庫風な作りから、四階からは居室風になったとある。

matsumoto-0395a-0427s天守五階へ。ここは外からも目立っていた巨大な破風(三角の装飾屋根)の内側があるところで、天井もかなり高い。最上階へ通じる巨大な階段が目立つ。混雑時は階段に登るための長大な列が出来ている(階段が狭く上りと下りを交互に行うため、人が増えると加速度的に待ち時間が増える仕組み)。

matsumoto-0395b-0400天守五階 説明板。ここにある全30本の柱はすべて創建当時(石川家時代)のもの。

matsumoto-0395c-0401千鳥破風の内部。当然ながら外側は白漆喰に懸魚にと派手に美しく装飾されていたが(参考)、内側はこのとおり板丸出し。装飾だけでなく、換気、採光、監視など様々な役目がある。

matsumoto-0395d-0426s五階から六階(最上階)へ通じる階段は天井が高い分何度か折れ曲がる構造になっている。これだけでもすごい迫力の構造。

matsumoto-0395e-0423六階への階段を正面から。

matsumoto-0405a-0421sそして最上階、六階へ。天井板は無く太い梁が縦横に走り、天守は層塔型のため高欄は無いが四方に窓があり遠くから真下まで見ることが出来る。人が居なくなるタイミングをしばらく待ったがこの状況が最大限空いた状態。

matsumoto-0406松本城大天守の天井の様子。太い梁の上に細い柱が放射状に置かれているように見える。その上は普通の屋根。

matsumoto-0406a-0404天守六階 説明板。地上22.1m、広さは16畳。またも英語と日本語で内容がぜんぜん違う説明。英語の方は松本城に祀られる「二十六夜神(にじゅうろく やしん)」の伝説について書かれている。1618年冬のある夜、美しい着物を来た娘が城兵の前に現れ、錦の袋を渡し「毎月26日の夜に500kgの米と共に私を奉れば火事と敵襲からこの城を守りましょう」と伝えたという。城主城兵たちはそれを信じて守ったことで、いまこうして城が昔の姿のままで残ると言われている。説明によると二十六夜神は天井の少し下に祀られているとあり、1つ上の天井の写真を見ると確かに天井板の真下に何かが見える。しかしなぜ日本語はこの伝説ではなく眺望情報なのか…

matsumoto-0407松本城天守からの眺望。まずは東側、本丸御殿方面。御殿の形に沿って広場に石が敷き詰められているのがよく分かる。天気がいいと天守の形がはっきりと影になり、その大きさがよく分かる。

matsumoto-0413反対の西側。内堀の広さがよく分かる。右端(北側)に見える赤い橋は「埋の橋」と呼ばれ、昭和の修理の際に復元架橋された。

matsumoto-0415北側。手前の櫓は小天守。赤い橋が本丸に繋がる部分には「埋門(うずみもん)」と呼ばれる石垣に穴を開けて造った門(有事には埋めてしまい通行できなくすることからこう呼ばれる)があったが、訪問時(H26.4)はその埋門の石垣修復工事のため橋および埋門は立入禁止になっていた。上から見ると確かに埋門を構成する石垣が外されていることが分かる。H26年度中に工事が終わるらしいが、果たして。

matsumoto-0430a-0438s天守を降りて、増設された月見櫓へ。天守の二階あたりから続櫓を通って月見櫓へ繋がっている。中は普通の板張りだが、大きな雨戸をあけると三方吹き抜け、赤く塗られた回り縁が特徴的な櫓。

matsumoto-0436月見櫓 説明板。将軍家光を松本に迎えるために増築されたものとのこと。月見櫓は英語ではMoon-Viewing Wingとのこと。因みに現存するもう1つの岡山城 月見櫓はコチラ。松本城とは異なり、独立した櫓となっている。

matsumoto-0437s月見櫓から天守側面を見る。石落しに狭間という戦いのための設備の真横に、優雅な赤い廻縁。

matsumoto-0440月見櫓の一階へ。一階と言っても特に何もなく、石垣の中を階段が通っているだけ。実質二階のみの建物だ。

matsumoto-0441s再度 天守正面へ。時間が経ち太陽が少し低くなって逆光は少し抑え気味になったが、まだまだ人は多い。しかしこうしてみると月見櫓の増設感が半端ない。

matsumoto-0443s天守櫓群を正面から一枚に収めようとすると、その巨大さ・幅広さから、本丸御殿跡まで引いて撮るか、 超広角レンズを使うしかない。まずは天守前広場にて超広角レンズで撮影。迫力具合が分かるだろうか。しかし近すぎて全体像は収まっても上層階の窓などはまったく見えない。

matsumoto-0456sそして本丸御殿の方に少し進んで全体像が写るぎりぎりの場所から撮影。この角度からだと最上階の窓などもしっかり見える、が、手前に柵が入り込んでしまう。柵を結構越えてこないと全体を収めるのは難しい。因みに1枚上の超広角撮影は、柵の手前から撮っている。

もう少し色々現地で良い角度や構図を探したかったが余りの人の多さに疲れてしまったので、天守はこれぐらいにして、城内の他の遺構および、松本城と言えばこれというぐらい有名な内堀越しに見る天守群の姿を見に行く。

>> 松本城 [後編] へ続く。<<

訪問時期:2014年4月
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松本城 [中編2] 正面から間近に見上げる連結天守群は迫力満点” への1件のフィードバック

  1. 桜が満開の様子。この時期の松本城も素晴らしいようですね。4年ほどこのエリアの担当をして仕事をしましたが、そのころの記憶がよみがえりました。四季それぞれの顔を見せてくれるこの城は素晴らしいです。

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