神戸城 [前編] まるで河原の石のような丸い石積みの石垣

神戸城(かんべじょう)は、その名が示す通り当地を治めていた神戸氏により室町期に築城、戦国時代に入り侵攻してきた織田軍との和睦条件として信長の三男 信孝を養子として迎え、5層の天守を築造されたと伝わる。現在に残る天守台は信孝時代のものと言われる。この天守は桑名城に三重櫓として移され、神戸櫓と呼ばれた。城は幕末まで存続した。二の丸太鼓櫓と大手門が移築され別の場所に現存する。

神戸城<基本データ>
●名称: 神戸城 (かんべじょう)
●所在: 三重県鈴鹿市 (マップ)
●築主: 神戸具盛 / 織田信忠 / 本多忠統
●築城: 天文年間(1532年頃) / 1572年 / 1732年
●遺構: 天守台、石垣、堀、曲輪
●関連: 鈴鹿タウンガイド


<訪問記>

kanbe-3186神戸城跡は本丸跡が現在 神戸公園となっている。神戸公園は幾つかの入口があるが、まずは南西端の遊歩道から入園。

kanbe-3187神戸公園を南側から。公園らしいのは北側で、南側は城跡となっている。正面の小高い森が天守台の残る本丸跡。

kanbe-3188a-3273本丸跡の周囲には内濠も一部残る。濠に架かる橋から本丸へ入ろう。

kanbe-3189橋の上から内濠を見る。

kanbe-3190内濠反対側。本丸は濠に浮かぶ小島のような様相。当然 往時は天守台に直行できるこの橋は無かった。

kanbe-3192橋を渡って本丸内部へ。奥に白い石垣が見える。

kanbe-3193神戸城 本丸石垣。河原に転がっている角のとれた丸い石をそのまま積み上げたかのような、異様な見た目の石垣に驚く! この石段をあがると天守台の真横に出るが、ここからは登らずこの石垣に沿って左へ進む。

kanbe-3194石垣アップ。丸い石のため隙間が多く、隙間には土がある。土は詰めてあるのか詰まったのかは不明。

kanbe-3195手前が本丸石垣、奥の石垣は天守台。上に休憩所の屋根が見える。

kanbe-3196本丸石垣と天守台石垣の接続部分。めちゃくちゃ土が詰まっている部分と、全然詰まっていない部分とがある。修復されたのか、そもそも積まれた時期が異なるのか。情報不足でよくわからない。

kanbe-3197天守台石垣。結構でこぼこな状態になっている。角度は結構なめらか。

kanbe-3199天守台の隅石は、丸い石ながらも長辺短辺を交互に積み上げる「算木積み」という積み方になっている。

kanbe-3202隅石を見上げる。上の方が少し飛び出ているのが気になる。上に見える屋根は天守台に設置された休憩スペース。

kanbe-3204石垣に沿って奥へ進んでいく。右側は天守台、左側は天守台に接続する小天守台。石垣が接続して折れ曲がっている部分には降り積もった土が盛り上がっている。ここを掘るともう少し石垣が出てきそうだ。

kanbe-3206小天守台の石垣。こちらもしっかりとした算木積み。

kanbe-3209神戸公園内の本丸跡へ。今は広場。こちらは東側。石碑や説明看板などが立つ。

kanbe-3210a-3234本丸跡の中央附近から西側を見る。本丸の北西端に天守台がある。まずは天守台へ行ってみよう。

kanbe-3214天守台へ。草が結構生えているが、丸い石が器用に積上げられている。木に隠れて見えなかったが、奥に天守台へ上がるための石段があった。

kanbe-3215a-3237石段へ。石段の右側に巨石が置かれている。

kanbe-3216石段アップ。石段のそれぞれの石はそれなりに四角く加工してある。加工技術が無かったわけではなさそうだ。敢えて丸いままの石で積み上げたということか。

kanbe-3217石段を上がると小天守台となり、そこから更に5段ほどの小階段をあがると天守台となる。石碑と休憩所が建っているようだ。

後編では、天守台からの眺めを見た後、本丸曲輪の石碑などを見てから、近くの城主(本多氏,18世紀)縁の寺を見に行く。

>> 神戸城 [後編] へ続く。<<

訪問時期:2014年6月
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