月山富田城 [中編] 広く復元整備された石垣が美しい

月山富田城 [前編] の続きです。雨の中、山麓の歴史資料館前からスタートし、千畳平、太鼓壇、山中鹿介公像、御書院、花の壇まで散策。


<訪問記>

gassan-8472復元建造物の建っていた花の壇の向こうは、いよいよ山中御殿跡。ここに城主や重臣等が住んでいた屋敷が建っており、その奥から本丸のある山上への登城道が伸びる。花の壇と山中御殿の間はこのとおり深い堀切で遮られており、そのまままっすぐは進めない。いったん引き返して、横の小道へ降りることとする。ちなみに奥に見える山が本丸。まだ結構遠い。

gassan-8474花の壇から堀切の下へ降りる小道。道沿いに石垣が見える!

gassan-8475花の壇下の石垣。月山富田城跡はかなりガッツリと発掘調査を行い整備しているので、これも埋まっていた石垣を掘り出して積み直したものかもしれないが、埋まったままよりも断然良い。

gassan-8478石垣を見ながら花の壇(復元建造物)の下の小道というか帯曲輪を通って、奥の山中御殿へ。

gassan-8486山中御殿跡へ入ると、さっそく石垣が!! 正面の本丸のある山麓にはもっと大きな石垣の壁も見える。早く向こうへ行きたい衝動を抑えながら、手前の石垣を散策。

gassan-8488手前の散策はこのとおり、屋敷跡がはっきり分かるような形で整備されていた。石垣がかなり向こうまで伸びているので、めちゃくちゃ大きな屋敷だったのだろう。

gassan-8489屋敷跡あたりから本丸のある山方面を見る。池、土塁、曲輪に石垣と、山麓屋敷跡とはいえかなり戦闘にも耐えられるよう設備が構築されていることが分かる。

gassan-8490復元ではなく、残っていたままと思えるような苔むし具合の石垣の壁を発見。この向こう側は山中御殿跡なので、その最後の壁ということか。

gassan-8494石垣の壁を越えて、山中御殿跡へ。広い!! 向こうの方には門跡や櫓でも建っていたのだろうか、大きな石垣も見える。

gassan-8495山中御殿 説明板。やまなかごてん ではなく、さんちゅうごてん。3本の主要道路の終着点であり、山上の三の丸・二ノ丸・本丸へ通じる要の曲輪ということで、まさに最後の砦。周囲は高さ5mの石垣が巡らされていたという。昭和時代に8年、平成になって更に4年の整備工事を行っているとのこと。それにしても説明板が壊れすぎていて読みづらい。

gassan-8496雑用井戸と看板が掲げられた井戸跡もあった。その奥には切込ハギの石垣。堀尾氏時代のものだろうが、毛利軍の幾度の猛攻に耐えた(最後は兵糧攻めで”開城”)尼子氏時代は土塁が巡らされていたのだろうか。

gassan-8497菅谷口 門跡。食い違い虎口を形成していて、まさに近世城郭。門の向こう側も見てみよう。

gassan-8499菅谷門の向こう側から門跡を見る。まさに近世城郭。4−5mはある石垣は迫力がある。なおこの先の道は整備されていなかった。

gassan-8503ここで山中御殿跡にあった整備案内板を見る。平成になって史跡活用事業で予算が付いたのか、花の壇の復元建物、資料館前で見た立体模型、そしてここ山中御殿の立派な石垣などが一気に復元されたようだ。これから向かう山上の三の丸石垣も復元とのこと。

gassan-8504富田城跡 歴史年表もあった。尼子氏時代だけでなく、その後の毛利氏・吉川氏時代、江戸になってからの堀尾氏時代まで記載してある。

gassan-8507山中御殿跡の一番奥には、復元された石垣台がある。この石段の上から、山上の城跡へと向かう山道へ入るようだ。

gassan-8507a-8548復元石垣台の上から、山中御殿跡を見返す。かなり広い。往時のように、石垣がぐるりと曲輪の廻りを囲っている。

gassan-8508石垣の奥から山上へ伸びる山道へ入る。入口に「頂上まで二十分」の看板がある。雨で足元が悪い中、果たして何分で辿り着くことが出来るか。

gassan-8509山道は基本的に一本道で、七曲りの名のとおり、何度も右へ左へ折れ曲がりながら徐々に上がっていく。折れ曲がり回数が多いため、角度はそれほど急ではなく登りやすい。

gassan-8514途中、かなり急な崖の横を通る道もある。雨で崩れやすくなった土を踏んで落ちないように注意しながら登る。

gassan-8515山道沿いには井戸や石塔など、いくつかの見所もあった。ここは山から吹き出る井戸ということで山吹井戸、年中 水が枯れることはないとのこと。

gassan-8517山道は、土あり、石畳あり、石段あり。パンフによると、登山道で見られる石段や石畳は当時のものとのこと。

いよいよ山頂の三の丸〜本丸へ。

>> 月山富田城 [後編] へ続く。<<

訪問時期:2014年3月
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