花隈城:現在は模擬駐車場と化した荒木村重の城。

花隈城跡は、JR神戸線の神戸駅〜元町駅の間を通過中に電車内から山側に大きな茶色の石垣群として見ることが出来る。遺構は残っておらず全て模擬。信長が摂津攻略に際し家臣の荒木村重に命じて築城させたが、その村重の謀反により信長軍と戦となり落城。遺構は兵庫城築城に転用されほとんど残っていないという。

<基本データ>
●名称:花隈城 (Wikipedia)
●所在:兵庫県神戸市(マップ
●築城:1567年(永禄10年)
●築主:荒木村重
●分類:平城
●関連:なし


<訪問記>

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JR高架から見えるこの茶色の石垣台が花隈公園となっている。石垣はすべて模擬。模擬石垣の上に模擬天守台がある。

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石垣の上には階段で登ることが出来る。階段は北側や東側にもある。今回は東側から登る。写真は南側の階段。

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東側の階段手前には花隈公園のプレート。ここが城址公園であることは、上に上がらないとわからない。

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戦国時代の城址の階段とは異なり、登りやすい階段。

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模擬石垣ではあるが、なかなかの高さがあり近くで見ると迫力がある。

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模擬石垣の2Fは通路のみとなっている。3F(最上階)へあがるには正面へ回り込む必要がある。

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花隈公園の石碑。

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正面はゆるやかな登りとなっており、そのまま最上階の公園へあがることができる。

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最上階に上がるとやっと「花隈城跡」のプレートが現れ、ここがただの公園ではなく城跡公園であることがわかる(模擬石垣を見ればわかる?)。なおここは本丸跡とのこと。

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花隈城の歴史に関する説明板。昭和44年製だが石彫のため数十年経た今も非常に読み易い(説明文でJRが国鉄と書いてあるあたりが時代を感じる)。当時はこのあたりは海に面して突き出た台地(=「鼻」のような形の「隅」っこで「ハナクマ」)で海路陸路ともに要害地であり、城域も模擬石垣とは比べ物にならないほど広域であったとのこと。

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城址公園の上は広場になっており、訪問時は地元の祭の準備をしているところだった。

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公園の東南端には模擬天守台がある。

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模擬天守台には半分まで登ることができるが特に何もない。展望台か。

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公園北西には「花隈城趾」石碑がある。隣の説明板には石碑に関する謂れ等ではなく、阪神大震災で石碑が破損したが資料に基づき復旧した旨が書いてある。石碑に名が刻まれている「侯爵 池田宣政」は旧岡山藩池田氏15代当主で、あの姫路城主・池田輝政の父である池田恒興が花隈城(荒木村重)を落城させたことからその流れを組む侯爵の書となっている…のかもしれない(詳細不明)。

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なお公園の下(模擬石垣の中)は有料駐車場となっている。都会のど真ん中の模擬石垣の有効活用といえるが、歴史博物館だったら尚よかった。15分100円。

訪問時期:2013年8月