熊本城 [後編] 復元された大小天守および本丸御殿へ。

熊本城熊本城 [前編] の続きです。

行幸橋(みゆきばし)から櫨方門(はぜかたもん)を通って城内へ。巨大な石垣に沿って、ぐるっと回って本丸へと向かう。築城の名手と謳われた加藤清正公による「武者返し」な石垣が随所に築かれている。惜しくも西南戦争で破壊され、昭和に復元された大小天守を外からじっくり観察し、現存宇土櫓を拝観した後、いよいよ大天守へ向かう。


<訪問記>

ではいよいよ大天守へ向かおう。

kumamoto_s-45天守へ入るには、天守正面右側にある本丸御殿の下を潜る「闇り通路(くらがりつうろ)」を通り抜ける。ここが「闇り通路」の入り口。

kumamoto_s-27s闇り通路内部。昼間なのに薄暗くヒンヤリとしていて不思議な感覚。通路の中央付近から本丸御殿に上がる石段があるが、閉鎖されておりここからは入れない。

kumamoto_s-28闇り通路を越え石垣に囲まれた曲がりくねった道を通ると、天守裏側の広場に出て、天守および本丸御殿へ入ることができる。

kumamoto_s-31本丸御殿内部。手前はパネルや模型などの展示スペースで、奥は御台所や大広間、謁見の間である「昭君之間」などが復元されている。

kumamoto_s-32s御台所。横に長い囲炉裏。係員が居て、いろいろ説明してくれる。

kumamoto_s-33御台所の屋根部分は大きな丸太と小さな格子が組み合わさった吹き抜け構造になっている。

kumamoto_s-34大広間。一番奥の部屋に藩主(城主)が座り、手前の広間にずらりと家臣たちが座っていた、という説明書きがある。

kumamoto_s-35s大広間の中には入れないが、横の縁側を通って奥の謁見の間を見に行くことが出来る。各部屋の前には、部屋に関する説明パネルが置いてある。

kumamoto_s-36大広間一番奥にある藩主との謁見の間。金箔がふんだんに使われている。広間と比べて天井が高く、位の高い人しか入れないことを示しているとのこと。天井は格子を組み合わせた格天井(ごうてんじょう)。

kumamoto_s-37謁見の間の更に奥にある「昭君乃間」。天井は格天井に絵が嵌めこまれるという最高レベルの格式の高さを誇る。藩主の居間として使われていたらしいが、金ピカ過ぎて落ち着かない。壁画は名前の由来となった中国の故事(王昭君)に関するものとのこと。

kumamoto_s-29s本丸御殿を出ると、いよいよ天守入り口へ繋がる広場へ。この広場では、有名武将の出で立ちで観光客を出迎えてくれる「熊本城おもてなし武将隊」が数名居て、写真撮影などに応じてくれる。

kumamoto_s-44s熊本城おもてなし武将隊の1人「加藤清正」公。お願いすると気軽にポーズを取ってくれるが、時間帯によっては混んでることも。小学生に囲まれて質問攻めだった。暑い中、甲冑姿でおつかれさまです。

kumamoto_s-38sいよいよ天守閣の中へ。大天守と小天守の間の入り口から入る。中に入ると道が左右に分かれていて、大天守・小天守どちらにも入ることが出来る。まずは小天守へ。

kumamoto_s-40小天守の最上階より本丸御殿を臨む。

kumamoto_s-41同じく小天守の最上階から、大天守を臨む。大天守の最上階には小天守に向かって張り出した小部屋があって、唐破風の屋根が載っているという構造。

kumamoto_s-42小天守最上階より宇土櫓を見下ろす。

kumamoto_s-48大天守内は主に各時代(細川家・加藤家・西南戦争)の資料の展示スペースおよび一口城主の名札展示スペースとなっている。写真は昭和35年の大小天守復元工事の際に作られた、10分の1模型。

kumamoto_s-39昭和35年の天守閣復元工事で作成された鯱。平成19年の修復工事の際に新しい鯱に取り替えられたため、古いものを天守内部に展示しているとのこと。

kumamoto_s-49大天守の最上階より、小天守を臨む。

kumamoto_s-43大天守の最上階より、宇土櫓を見下ろす。小天守から見た時と、高さが違うことがわかる。

kumamoto_s-50s頬当御門(ほほあてごもん)より天守を見返す。頬当とは兜の頬に当てる部分のことで、天守を顔に見立てると門の部分がちょうど兜の頬当に似ていることからこの名が付いたとのこと。

kumamoto_s-17頬当御門より西側の二の丸方面へ進むと、西大手門へ。

kumamoto_s-16西大手門から二の丸方面へ出てすぐの堀跡。奥の櫓は戌亥櫓(いぬいやぐら)。

kumamoto_s-18西大手門から出て南に石垣沿いに進むと未申櫓(ひつじさるやぐら)が見える。

kumamoto_s-51s未申櫓を越えると、「桜の馬場 城彩苑」という城下町風のお土産&レストラン&博物館エリアがある。きれいに整備されており、登城の疲れを癒すには絶好の場所。しぼりたて生フルーツジュースがおススメ。

熊本城は敷地がかなり広く、また櫓や御殿・天守など見所も多いため、見ごたえがある。全てをじっくり見るなら時間に余裕を持って登城しよう。観てないところもたくさんあるので、再訪したい!


訪問時期:2013年6月
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熊本城 [後編] 復元された大小天守および本丸御殿へ。” への2件のフィードバック

  1. 広角レンズの使い方が実に巧みで上手です。写真撮影の参考にしたい構図がたくさんあります。

    1. 徳田さん
      いつもありがとうございます。自分がこの構図カッコいい!と思う姿を純粋に撮ったものですので、そう言っていただけるととても嬉しいです。

      ちなみにこの熊本城 訪問記は、当サイトの記念すべき最初の記事で、カメラでお城を撮り始めたまさに最初期のものです。あれから約2年、多くのお城を撮り歩いてきましたので、そろそろまた熊本城に戻って撮り直したいと思っています。

      お城などの巨大建造物はやはり広角・超広角レンズが生きる構図が多く撮れると思います。ズームで瓦の紋をアップで撮りたい時もありますが、大抵は機動力を重視し、広角(換算21mm)一本あるいはプラス魚眼の軽装備で城巡りをしています。お互い良い写真を撮れるよう頑張りましょう!

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